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【人狼】s22『奇譚』

ゲームを開始して最初にプレイする物語です。
タイトルの前に「s22」とあるように、『奇譚』はある程度の時間が進んだ地点の物語になります。
(時間軸順ではs20『閉じた筐の風景』が最初になります)

主人公がヒロインと出会い、物語が始まるところをプレイ冒頭に持ってこなかった主な理由は以下の通りです。

主人公の宗哉は人狼としてある程度の経験を積んでおり、それなりに戦闘もこなせるようになっている。つまり宗哉に戦闘での活躍シーンを用意することができる。

ヒロインの美空は宗哉のサポートをしつつ、夜の世界において頼りになる先達としての描写を行う。

忌によって日常生活に暗い影が落ちる展開を見せ、夜属は忌を狩らなければならないという宗哉の行動理由を描写する。


ゲストキャラクターは杣木沙雪、杣木千夏、関川稔の三人。
沙雪と千夏は姉妹なので美空と美星の関係もそれとなくにおわせている……と思います。

関川稔のように金髪でゴツくて手が早くていかにもヤンキー風というキャラ造形は、今ではほぼ見かけませんね。
こういうところは20年前の作品だなあという気がします。
少し前ならチーマー、今なら半グレあたりが近いニュアンスかもしれませんが、関川は集団で行動しているわけではないのでやっぱり不良が妥当な気もします。


『奇譚』を読み終わると宗哉と美空の出会いから描く『閉じた筐の風景』が始まります。


画像はゲーム中に表示されるタイトルです。
その下は副読本という形でまとめた時に掲載したゲーム画像をもってきました。
左から順に、
 三人称視点の画面レイアウト、
 イベント絵時の一人称視点のレイアウト、
 立ち絵時の一人称視点のレイアウト
になります。

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