メインヒロインである嘉上美空の話から執筆され、最初に脱稿したのが「奇譚」です。
それから「そばえ」「はねずいろ」「世界の果てのほとり」「狼は殺すべきか」と執筆されていきます。
「奇譚」の時点でかなりのボリューム(約4万文字)であることにメンバーの誰も気が付きませんでした。
その結果、この時点で20万文字を超えていたのです。(およそラノベ二冊分です)
当初の計画では、美空・美星・つぐみという3本のルートが作成される予定でした。
しかし、このままでは全ルートを描き切ることは不可能と判断し、メイルゲームでマスターをやっていた人たちに声をかけていきます。
美星ルートを担当してもらう無明ヲワルさん、つぐみルートを担当してもらう是森戦十郎さん、アンヘルの一部ルートを担当してもらう創天坊さん、サブシナリオ中心に担当してもらうVOIDさんたちです。
シナリオを担当する人が増え、シナリオが書かれ、ますますゲームが肥大化していきました。