はい、こんばんは。
雨がすごいですね、皆様大丈夫でしょうか?
さて、まずは前のノートを見てください。
……いいでしょう? 個人的な話題で恐縮ですが、最高ですよ。ファンアートいただきました!
ということで、改めて。
今回のハーフ&ハーフはマジで難関ですね。
お題の出し方もあるんでしょうが、書きなれないキャラクターを書くことがとにかく難しい!でもねぇ、これはきっといい創作の訓練になると思うんです。
ちなみにお題パート作りの難しさも。
お題パートではキャラクターの補足説明的なフレーズを出しています。これはキャラクターを創作するときのフレームみたいなものです。
前回のギャルのフレームでは、その特徴として傍若無人、天衣無縫、裏側として自己顕示欲というようなことを書いております。
キャラクターを作るときに大事なのはこの『裏側』の特徴を捉えることかなと、お題を書いていてしみじみ思っております。スパイスですね。
まぁとにかくいろんなキャラクター書けることは、しかも血肉の通ったキャラクターをかけることは紛れもない武器です。自分に近いものは書けるけれど、異性は苦手、年寄りと子供は苦手、となるとなかなか血が通わないものですからね。
まぁとにかくお題作るのも大変だけれど『きっと参加者のためになるはず』とおもってやっております。生温い目で見守っていただければと思います。
さて、次のお題です!
いよいよ最後の一人です。
『ひとこと余計なお嫁さん』
「相手によって態度を変えることなく、自分の思ったままをきちんと話せる、これは大事なことですね」
天使の笑みを浮かべて上役はこう告げた。
「そういうことが自然にできるというのは、その人のキャラクター、持ち味が大事な要素になります」
それから目の奥に悪魔の炎をちらつかせて続けた。
「だからこそ、一歩間違えばそれは『毒舌』と呼ばれることになります」
相手の気持ちを考えず、その場の空気も考えず、思ったことをそのまま口に出してしまう人がいる。悪意がなければそれは素直さという美徳になるが、度を超すとたちまちそれは毒舌となる。
「一度口から出た言葉は戻すことができません。たとえそれが真実であろうともね」
ゴクリと唾を飲み込む。
いよいよあの人の回収がやってきたのか。
上役の言葉だけでそれを察する。
今回のお客さんはごくごく平凡な中年女性。旦那さんの実家で義両親と同居し、専業主婦をつとめている。
愛嬌があって性格も明るいのだが、とにかく義両親との喧嘩が絶えないらしい。
わたしから見る限り、その原因の一つは彼女の余計なひとことにあると思う。
あの人も悪い人ではないんだけど……とにかく口が悪いし、悪いと思ってないからよけいに始末に負えないのだ。
かくしてわたしは憂鬱をずるずると引きずりながら、今日も顧客のもとに足を運ぶのだった。
~お題ここまで~
言い方っ! って突っ込みたくなる奴ですね(笑)
いよいよラスト一人です!
わたしも頑張ってラスト一人を書きたいと思います。