早いもので『問』も四回目を迎えました。
この企画、書くのも読むのも楽しめるとともに、参加者の方同士での感想も充実してますよね!
私もとても楽しませていただいております。
皆さんも楽しんでいただけてますでしょうか?
新たに交流が広がったり、新たな作品が生まれたり、シリーズ化してどんどん話が深くなったり。参加者が登場人物となったオリジナルストーリーが生まれたり、それぞれのノートでいろいろと話が進んだり。
とにかくみなさんそれぞれのスタンスで楽しんでいただければと思っております。
ついでに言うと、この企画すごく敷居が低いと思います。参加をためらっている方はぜひこれを機会に参加してもらえればいいかと思います。
条件はひとつだけ、誰を傷つけることもなく、楽しく書く、楽しく読む、それを守ってくれればオーケー。
さて。
今回のお題『問④』はちょっと制約というか限定するような言葉が多かったようです。
ということですが、問の部分はいつものように自由に改変してオーケーです。
自分の書きやすいように自由に変えてくださいね!
⇒ということで次のお題です。
こちらは参加者であり書き手の【🌰黒須友香さん】よりいただきました。
変更希望がある場合はこちらのノートに書きこんでくださいね!
※ちなみに原文をそのまま載せるのはアウトらしいのでこちらで一部を変えて掲載しています。
問⑤【この服を着ろと?】
目の前で、愛しい彼女が微笑んでいる。
こんなに幸せなことはない。
ここのところ、お互いに忙しくて、なかなか二人の時間を持てなかったのだ。
やっとできた、二人だけの時間。
キミが満面の笑みでボクを見つめてくれる。
キミのためなら、なんだってしてあげたい。
心から、そう思える。
――と、ついさっきまでは思っていたんだけど――
すまない。
やっぱりムリだよ、コレ。
「似合う! 似合うよ、関川君!!」
キミが絶対に似合うと言いながらボクに着せた服。
鏡の前で、言われるがままにポーズをとってみるボク。
でも……ダメなんだ。
今日だけは、キミの願いをきいてあげることができそうにない。
「これ着て一緒にお出かけしようねっ!」
ああ、彼女の弾ける笑顔がまた可愛い。
この笑顔を曇らせるなんて想像するのも嫌だ。
嫌だけど、この格好だけは……
ああ、ボクはいったい、どうすればいいんだ?
※ここまで
⇒ちなみにこのハーフ&ハーフは10話目で一区切りと考えております。
なんらかの幕引きが出来るような問いをこさえたいなと考えてます。