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【マニアの暗い情熱シリーズ⑧~食玩を使ったジオラマ制作~】講師 関川

 ということで、前回からの続きです。
 食玩やらガシャポンやら、たくさん集めたものの飾り方ですね。

 ということでジオラマを作りましょう。
 ジオラマなんて言うと、鉄道模型とか戦車とかの本格的でリアルなものを考えるかもしれませんね。
 今回はそんな難しいものではなありません。
 なんちゃってジオラマみたいなものです。

 ですがね、コレ、はじめるとすごく楽しいんですよ。
 集めた素材もいっぱいあるし、作るほどにアイデアが湧いて、想像力が出てきて、レベルアップしていきます。

 ということでとにかく語っていきましょう。

〇基本的な材料
 飾りたい食玩……作りたいものに合わせて7体くらいまででしょうか。
 ディスプレイケース……土台が黒で、上からアクリルケースをかぶせるタイプ。百均に売ってます。大きさも様々。
 アクリル絵の具……これも百均に売ってますが、本格的に始めたいならターナーとかのセットを買いましょう。
 粘土……百均にも売ってますね。でも私はハーティなんかの軽量粘土使います。 
 スチレンボード……これも百均で入手可能だったはず、間にスチロールを挟んだ厚紙ですね。
 その他……作るものによりけりですが、基本百均を活用しましょう。

〇製作を始める前に

 まずは食玩の大きさを考えてケースを選びましょう。
 ミチッと入る感じが作っていて楽しいですよ。つまりあまり大きくないケースを選びます。

 どんなシーンなのかを考えて、まずは並べてみる。
 恐竜とかですと、食べるものと、逃げるもの、みたいなことですね。
 襲い掛かる瞬間か、獲物を狙っている所か、巧く逃げたところとか。

 何かをしているシーン、という設定があるとジオラマに説得力が出ます。
 ちなみにこのシーン設定、小説の書き方なんかにも役に立ちますよ。
 シーン設定をうまくことで、リアリティが出ますからね。

〇小物の準備

 なんとなく浮かんだシーンに必要なものをリストアップします。
 地面はどんな感じか? 土か草原か。
 どんな草が生えているのか?
 はたまた骨が散らばっているとか。

 そういったものを考え、百均などで造花とか草を仕入れてきます。
 石とか砂ならそこら辺にも転がってますね。

 どうしても足りないものは粘土で自作します。
 まぁ小さいモノですから、適当に写真なんか見ながら作ります。
 乾かしてアクリル塗料で塗装しておきます。

〇セットします

 まずはケースの内側の大きさに合わせてスチレンボードをカットします。
 カットしたら底板に両面テープでくっつけて、塗装します。
 鉄道模型のコーナーに行くと、いろんな素材が売ってますので、腕が上がったらそう言うのもいいですね。
 で、ベースをアクリル絵の具で塗装します。この時、適当でいいので色を適当に散らしながらぬるといいです。
 単色で塗らないのが大事。

 メインの二体を配置、木工ボンドなどで固定します。
 さらに用意した木・石・岩などのパーツを ボンドで固定していきます。
 ちなみに木工ボンドは速乾タイプを。これも百均で入手可能ですね。

 最後にカバーをかぶせて完成です。

〇最後に

 百均のケースを使う理由は埃よけが出来て掃除が簡単だからですね。
 細かいものの掃除は大変、でもこれならアクリルを拭くだけで元通りの綺麗さです。

 あとアクリル絵の具を使う理由も褪色を防ぐためです。
 日当たりのいいところだと、だんだん色が抜けてきますからね、ちょっといいものを使いましょう。

 そして一体を完成させると、次はこんなものを作ろうという意識が湧いてきます。もっとリアルなものを、もっとりあるな情景を、となっていくことでしょう。

 買い物にしても百均だけでなく、鉄道模型のコーナーにいってみたり、ハンズに行ってみたり。とにかくいろんな素材を捜すことになるでしょう。これがまた楽しいんです。

 ぜひ試してみてくださいね!
 知りたいことあったら、知ってる限りでお答えします! 


 ちなみに例とは違いますが、こんなの作ってます

 https://note.com/runner_garden/n/n453072b7f3d5

 見えるんでしょうか?  

8件のコメント

  • 見えましたよ!
    めちゃ可愛いです、素晴らしい作品ですね。
    心がときめきました!
    私も百均行って材料探して真似して作ってみようかな(≧▽≦)ゞ
  • ジオラマ、見て来ました。ムーミンの世界とか素敵でした。ノートにログインしてないので、こちらにコメントいれますね。
  • こんにちは〜。お邪魔いたします☆

    めっちゃ上手いじゃないですか!
    ムーミンの世界観が広がるジオラマです。地面に立っているだけのイメージしか浮かびませんでしたよ。まさか泳いでるなんて! ジオラマの自由度と作者のセンスがよ〜く理解できる作品です☆

    お手本を見るとジオラマも手を出したくなります。愛宕の場合、折紙で合わせてみたいなぁとも考えたり。いや〜、実に面白い!

    まずは、フタヒロのジオラマ教室をリモートでやって下さい☆
  • ジオラマはテンション上がりますね!
    粘土で追加パーツを造るこだわりまで!

    ムーミンと手前の魚は特に浮いてる(泳いでいる)ように見えます!
    上手い!

    この情熱シリーズを見ていると、100均の活躍ぶりはあっぱれですね。

    ジオラマ見るのは大好きですが、残念ながらまだ作ったことはないです。
    観葉植物とか多肉植物の鉢に添えちゃうくらいで。
    因みに『恐竜』という多肉植物に『恐竜』のミニチュアフィギュアを添えてみました。
  • 奥森さん、こんばんは!
    ご覧いただきありがとうございます。
    そう、まずはチャレンジしてみると面白いですよ。材料代が安いですからね、敷居が低いのも魅力の趣味です。
  • アメリッシュさん、こんばんは!
    見てくれてありがとうございます。
    ムーミンの出来が良かったのが勝因ですね(笑)
  • 愛宕さん、こんばんは!
    ご覧いただきありがとうございます。
    水のモノってなんか立体的になって面白いんですよね。
    折り紙ジオラマ、そのコラボの発想はなかったですね、新しいジャンルになりそうですね。千代紙の土台とか、背景も折り紙でいろいろ作れそうですね。
    折り紙スキルがないので、ぜひ愛宕さんに開拓して欲しい!
    流行りの鬼滅シリーズなんかで作るとヒットしそうです。
    なんか旅館の階段とか作れそう。見てないんで詳しくないですが……
  • 琥珀さんこんばんは。
    テンション上がりますよ。
    食玩持ってたら、ぜひ作ってみてください。
    百均にいくのがまた楽しくなります。ま、めちゃ買うようになりますけどね。ちなみに植物はセリアのほうが品ぞろえが好みですね。
    生きた植物とのジオラマとか、ビオトープでのジオラマ使用も今後試していきたいテーマです。
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