• 現代ドラマ
  • 現代ファンタジー

【恥ずかしながら自作の宣伝④ ~北乃家をめぐる些細な物語と意外と長い歴史の短編集~】

世間はますますひどいことになっていますね。
多かれ少なかれ、みなさん一様に大変な時期を過ごされているのではないかと思います。
こういう状況で、なんか人間の嫌な面を見る機会も多くなったりして、けっこうへこみますよね。

私は作品中でモラルの大切さを書いたものが多いのですが、今欠けているのはそれかなと思います。
同時に思うのは、モラルは半分の人間が守っても崩れてしまうのかな、ということですね。
たぶん9割くらいの人が同様の価値観をもってモラルを守っていないと、人の心は悪い方、弱い方へ傾くのかなと。
損得勘定がモラルをあっさり崩壊させるのかなと。
(それとも行き過ぎた自由とか個人主義のせいなのかな?)
まぁ、最終的には自分に悪いこととなって帰るのですが、そこまでの未来も見通せなくなるのかなと。

では大事なのは何か?
これはもう『想像力』ですね。

自分の行動が他者や社会にどんな影響を与えるのか?
自分の行動や言動で相手がどんな気持ちになるのか?
それはただただ周りに不幸をふりまいている事ではないのか?

そんなことを考える能力ですね。
そういう想像力をちゃんと鍛えるべきだと思うんですよね。
で、それには読書が最適なのではないかと。


という流れで紹介するのが……
いや、あまりないですね(笑)



というわけにもいかないので、今夜は下記の作品をご紹介。

【北乃家をめぐる些細な物語と意外と長い歴史の短編集~北乃家サーガ~】

これはカクヨムのアニバーサリーで出されたお題から生まれた短編集です。
でもそれだけじゃつまらないので、バーグさんとの物語を幕間としてつなげてあります。

なぜ、これを推したのか?
答えは簡単、このお題小説が苦行みたいなものでして、書き上げるのに『想像力』をやたらと使ったからです。
ええもう、大変でしたよ。


……という苦難の歴史を楽しんでいただければと。
ついでにこんな時だからちょっと笑っていただければと。
そんな気持ちでお勧めしてみました。

15件のコメント

  • この企画(KAC)は本当に苦行でしたね(笑)。カクヨムの運営様の本気と本性をまざまざと見せつけられた気がします。
    私もいろんな作品を拝見しながら、これぞカオス、と思ったり、あえて連作で挑まれる作者様の気合いに圧倒されたり(最初から詰んでそうなお題ですし)と、読んでいる方が楽しく、書く方は本当に辛かった(笑)。

    その激しい流れの中で北乃家はまさかのほのぼの路線でしたね。大の男三人がとある理由で夜中に全力疾走する話とか、お父さんと串カツ食べに行く話が好きでした。

    あらためて思い返してみると、世の中嫌なことや理不尽なこと、いろいろありますけど、そんな中でも日頃から女性の強さでモラルが保たれている家族は強いなと(笑)。
  • 叶さん、コメントありがとうございます。
    まさに苦行でしたよね。お題のばらつき具合とか、出題の言葉も。
    でもまぁ、書いてみればかけるものだな、とは思いました。かなり苦しいものが大半でしたけど。

    女性がモラルの守護神になっているというのは当たってる気もしますね。たいてい馬鹿な行動を起こしているのは男の方ですからね。母親なり嫁さんなりが馬鹿な男をいさめるというのはよくあることです。ま、何事も例外はありますが。
    家族単位でしっかりと団結するっていうのは、社会生活の基盤なのかもしれませんね。

    今回のコロナ騒動は本当にいろいろと考えさせられます。
  • 関川 二尋様

    こんにちは。
    昨年、KAC参加で、水面下で進めていた公募用の原稿が、脳内爆破が起きてしまい、仕上がらなかったといった経緯が個人的にあります。カクヨム様は何も悪くないのですが。集中していたものを欠くと、同じプロットもただのメモ書きに見えてしまう程度の薄っぺらい作り方だったのかも知れません。イメージ先行タイプなので。「二度もぶった! 親父にもぶたれたことがないのに!」と言う印象の深い企画でした。今年は、KACも2020夏物語も不参加です。短編の魅力もお題の魅力もありますが、長編の未完結作品を指摘されておりましたので、一つでも完結させないとと、ふんばって、今月拙作『JK~』が完結の見込みです。その他の魔法の~サイトで、短編にご感想を運営様が付けてくださるという企画に参加しました。二千文字ちょっとですが、纏められました。
    こちらにお越しくださり、ありがとうございます。<(_ _)>。ご無沙汰してしまい、すみません。また、時間を作って伺いたいと思います。
    いすみ 静江🌷
  • いすみさん、こんばんは!
    コメントありがとうございます。

    完結まで持っていくのは大変ですが、それだけ価値のあるものだし、経験値を積めるものだとしみじみ思っております(とはいえ、私も完結まで持っていけていないものがありますけどね!)。
    短篇はその点、完結まで持っていくのは容易ですが、私はやはり長編を読むのが好きなので、長編を頑張っている人は無条件に応援したくなるのです。

    ですが長編は本当に体力も気力も必要ですよね。
    書き続けることだけでもそれが必要。
    まして書くこと以外にもわんさと課題のある日常生活のなかで続けて行くのは大変だと思います。
    でもそれだけに完成した時の達成感は価値あるものです。
    とにもかくにも、いつも応援しております!
    というか個人的には一緒に頑張っているような気持ちですね。
  • >関川 二尋様

    こんにちは。岩井です。昨日はわたくしめの精神的危機(?)に援護射撃をくださり、ありがとうございました<(_ _)>

    今日は二つ、案件がありまして、コメントさせていただきます。


    ①モラルと想像力について

    こちらの近況ノートのメイントピックですね。
    あまりに端的、かつ的を射たご意見を拝見し、唸っております。
    正直申しまして、僕はあまり『モラルのある人間』を自負できません。想像力の足りない方の人間なのですね。

    幼い頃からの自信のなさや、勉強さえできればいいという傲慢な思考に基づいて行動してきた結果が、昨日書かせていただいた自分の近況ノートです。
    『カクヨムの中であれば、少し弱音をはいてもいいのではないか』という考えがあったわけですが、リアルに僕を知っている人間から言わせれば、自業自得、ざまあ見ろといったところかと思われます。

    まともな意見を出しもしないのに、自分の主義主張ばかりを押し付ける。全く、酷い人間だったなあと思います。
    『最終的には自分に悪いこととなって帰るのですが』とのお言葉、身に沁みます。

    ②昨日頂戴したコメントについて

    上記と連携しますが……。関川さんは、わたくしめにお世話になっている、とおっしゃってくださいましたね。
    正直、あの一言だけでも救われた気分でした。ただ、これも上述の通り、人様のお役に立った、という自覚が僕にはありません。

    何だか厚かましいことをお尋ねするようで恐縮ですが、僕が関川さんのお役に立てたこと、というとどんなことがありますでしょうか。
    もしかしたら、それを教えていただけることで自信になるかも、などという下心を抱いております。

    もしお時間ございましたら、お返事いただけると幸いです<(_ _)>

    ※こちらのノートでも、僕のノートでも構いません。
  • 岩井さんこんばんは。
    返事はそちらのノートにお邪魔して書きこみました!

    それにしてもノートは相手のコメントでとまっていると、返事しない人と思われそうですよね。
    そこにいつも悩みますね(笑)
  • >関川 二尋様

    こんばんは。度々のお返事、心より感謝申し上げます<(_ _)>
    こちらのノートにくださったコメントを拝読いたしました。
    ただ、拙速なお返事はしたくないなあと思いまして……。明日中にはコメントをお返しできると思いますので、しばしお待ちいただければと存じます。
  • >関川 二尋様

    おはようございます、岩井です。

    弱音を吐いてもいい場所ではないか、とのお言葉に、どっと肩の荷が下りた気がしております。弱音を吐ける場所・お相手の重要性というのは僕も認識してはいたのですが、ここで葛藤が。

    「弱音を聞いてほしい!」と思うお相手ほど、「この人(場所)は大切だ、迷惑をかけてはいけない!」と捉えてしまっており、結局本音を言い出せずに一人でのたうち回ることになるという。

    そんな中、上述のように「弱音を吐いてもいいのでは?」というご提案をいただけたことは、まさに僥倖です。

    そして、わたくしめが関川さんにどのようにお役に立っているか? という部分についてですが……。
    こればかりは、自分では推し測れないところです。

    ただ、本当に、純粋に嬉しかったです。これほど他者様に迷惑をまき散らしている自分が、「ちゃんとしてくれる」と仰っていただけるとは、正直全く思っておりませんでした。

    ここから先は(宣伝ではないですが)、多くの方との交流を通して腕を磨き、さらに多くの方に楽しんでいただける作品や、刺激を差し上げられるレビューを創っていくしかないなと思います。

    この度は、感謝の言葉もない……なんて回りくどい言い草は止めましょう、本当にありがとうございました。
    今後ともよろしくお願い致します<(_ _)>
  • 岩井さん、心のこもった返答をありがとうございます。
    こうしてちゃんとコミュニ―ケーションが取れるというのは、大事な事でもあり、なにより楽しいことですよね!

    こちらこそ今後ともよろしくお願いします!
  • 関川さん

    こんばんは。
    本日は私の「放課後対話篇4」に星をいただきまして誠にありがとうございました。
    感染症が蔓延している昨今、体調を崩されないようご自愛ください。

    今後ともお付き合いのほどよろしくお願いします。
    ご健筆をお祈り申し上げます。

    それではまた。
  • 雪世さん、ご丁寧にありがとうございます。
    放課後対話篇4、大変楽しく読ませていただきました。
    同時に難しいテーマをよく落とし込んで物語を作っているなぁ、と毎度感心しておりました。
    私もあんな作品が書いてみたい! ミステリーが書けたらいいのに!
    そんな風にも思いましたが、雪世さんが書いてくれているので、それで満足ですね!

    ということでまた!
    たまには雑学の小難しい話でもしたいですね(笑)
  • 関川 二尋様

    こんばんは。^^
    いすみ 静江です。
    この度は、拙作、『ゆっきーの丸見えだぞ☆』にいらしてくださり、応援にご評価まで、誠にありがとうございます。
    色々と言い訳はしないで、一茶さんに会いに行きますね。
    少々お待ちください(;^ω^)。
    関川さんって、いつの間に拙作を読まれているのかと、前世は、忍者ですか?
    太秦にいそうです……。(いえ、そんな冗句です)。
    コメントの返信も楽しみです!
    では、失礼いたします。
    いすみ 静江🌷
  • >関川 二尋様

    こんばんは(^^)/ 岩井です。先日はお世話になりました<(_ _)>
    さて、もしかしたら『ナイショ話』で既出かもしれないのですが、一つ気になることがございまして。

    関川さんは、新作に取り掛かられる際、何を最初に決めますか?

    僕はズバリ『テーマ』=『主人公がどう変わっていくか』です。

    〇臆病者が正義漢になる
    〇復讐者が誰かを救うために戦うようになる

    とか、大雑把なものですけれども。
    これを決めるようになった(『R.G.C.』を書き始めた)頃から、だいぶ書きやすくなり、楽しくもなりました。
    この技術は、現在展開中の『半人魔王』でも取り入れております。

    逆に、テーマがないとストーリーも登場人物も決定できず、好きな世界観だけが漠然とあって、どうにもならなくなったりします。
    もしよろしければ、ご意見頂戴できると幸いです<(_ _)>
  • 岩井さん、こんばんは。
    ズバリ来ましたね。
    ナイショ話の番外編のようですが(笑)

    最初に決めるのは……やはりテーマですね。
    何を書きたいか、作品に投影したいか、というモチベーションが真っ先に必要ですね。もっとも全てがそう言うわけではないのですし、実はテーマの方向性そのものがバラバラだったりします。

    それでもせっかくなので自分の作品に課したテーマの一端を。
    『若君は吸血鬼』では血を吸わせることで吸血鬼を従える、というアイデアを核にして話を膨らませました。
    『ボーイズダイアリー』では進化論と道徳をテーマに、一人の男の半生記というドラマ作りを。
    『モノノ怪クリニック』では連作短編の挑戦と、わらしべ長者的展開で長編としても読める構成を。
    『賢者の手』では自己犠牲と異能の力を持った人の数奇な運命を。

    なんて具合にテーマとか核が固まってから書いています。
    ちなみに主人公の成長というのは大事な要素だと思います。
    これは全ての作品においてキャラクターに課していきたいな、と思いつつ書いてます!

    まぁ自分的に大事なのは、この物語ではこのシーンを書きたい! という核みたいものが大事なのかなと。それは映像的だったり、エピソードてきなものですね。

    それでも書き方はひとそれぞれですからね、流し読みしてくれると助かります。
  • >関川 二尋様

    お返事ありがとうございます!(^^)!

    わたくしめも整理して、『テーマ優先主義』を意識して書いたor書き途中のものor書く予定のものを考えてみますね。

    〇『R.G.C.』:平凡を愛する主人公が、巻き込まれながらも戦うことで、勇気を抱くお話。あと、戦う女の子。
    〇『半人魔王』:戦いを忌避する主人公が、大切な人と自分のアイデンティティを懸けて戦いを決意する話。あと、戦う女の子。
    〇『神滅のベテルギウス』〔take2〕:神を憎み、戦いに身を投じていた主人公が、復讐ではなく大切な人のために戦うことにする話。あと、戦う女の子。

    というところでしょうか。

    それにしても、関川さんのテーマは具体的でいいですね! 
    僕、とある方に、「お前の書く主人公は皆似たり寄ったりだなあ」と言われたことがありますゆえ、関川さんの【具体性】が羨ましいです~。

    今後とも切磋琢磨させていただけると光栄です<(_ _)>
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する