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【モノカキ告解室】短編小説の書き方について……

というテーマを設けてみました。
が、今回ばかりは実例が出せません。なぜなら、私は短編小説がうまく書けないからです。なんかついつい長くなってしまうんです。
お恥ずかしい話ながら、短編小説、書いてみたい気持ちはあるんです。その証拠に「ブートレグ集」というコーナーもこさえました。ですが、一向に追加できる作品が書けませんし、ありません!

しかしながらカクヨムでは短編の名手の方がたくさんいらっしゃいますよね。私もいろいろ読んではいるのですが、なかなかその極意がつかめないままでおります。

ということでお知恵を拝借したく、短編の書き方、こんな風に書いている、こんなことを気をつけている、など創作秘話なんか教えていただけると嬉しいな、と。
さらにいうなら、お互いに披露することでなにかプラスになることもあるのではないかな、とここに告解室を開いたわけです。

ということでいつも通りの長文オーケー、自作宣伝オーケーですので、ご披露いただければな、と。

24件のコメント

  • 初めまして。自分は逆に長編や長文が書けない人です。だからショートショートや短編ばかりとなります。
    短編になる理由は多分ですが、表現や説明が簡潔になってしまうんですよ。
    本来ならば『Aがナントカカントカで、とても驚いたが悩んだ末にBとなった』みたいにしなきゃならないのを、『AがBになった』とそっけなくしてしまうのです。

    ちなみに自分、おとぎ話パロディを書いた時に、従来の途中までの展開を書くのが面倒なので(中略)と書いたら『斬新過ぎる』とコメントが来てしまいました(;・∀・)
    逆に長編のコツを教えて欲しいです。
  • 達海さん、初めまして!
    書き込みありがとうございます!

    表現が簡潔になって短編になる、とのこと。それもまた短編の秘訣かもしれませんね。私なんかは逆にAがBになる理由をCという現象を出し、それを引き起こすキャラクターを登場させ、裏話的にDの事情もあって、なんて感じに説明過多になる傾向が強い気がします(笑)

    ちなみに長編小説に関しては直前の告解室でテーマにしていますので、ひょっとしたら参考になるコメントがあるかもしれません!
  • 私の近況ノートにコメントありがとうございます。
    自分のショートショートの紹介をさせてもらいますね。短いので2つ載せます。

    短文だけど破壊力抜群なのは
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054883965425
    こちらはシリアスなお話です。
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054883986970
  • おじゃまします。

    「別にいいんじゃないんですか?」と、言ってはいけませんよね。私は文字数が稼げないタイプの人なので、その方がいいのですが。
    『文字数が多くなる人、逆に少ない人はこう書け!』みたいなことはネットで書いてある場合もありますが恐らく、そういうことじゃなくて「ひとつの世界」をどうやって短い分で作るかというお話なのかなと思いました。

    知らないので考えてみました。
    まず、世界の説明が要らない、たとえば「時代今」「場所学校」みたいな設定なら文字数減るかも。
    登場人物もそうですよね。「今日から私、セーラー服着てます」と書いて、「水兵と勘違いするから年齢や学校と書けよ!」と言う人は少ないと思います。
    あとはテーマが多いとか、掘り下げすぎとかですかね?
    要は、切り取る時間が長かったり、見ている場面と言うか世界が広すぎるのでは?
    100ページある野球部ものを10ページにとかは無理だけど、バッターとピッチャーの一打席、二人の対決のシーンだけなら10ページでかけるかもしれないということです。
    実際のところはそんなシーンを書いたことがないので分からないんですけどね……
  • 深川さん、コメントありがとうございます!

    まさにそれです。一つの世界をどうやって短い文の中で作るか。
    私の好きな短編で考えて見ると、まさにそれなんです。

    短い文で作品の中に没入出来て、短いストーリーの中にパッとテーマが見えてきて、短いエピソードの中に鮮やかな一瞬が浮かび上がる。そんな作品が好きなので書いてみたいんだけれど、どうもダメなんですよね。

    テーマの選び方、切り取る時間の長さは、まったくその通りなのかもしれません。要は選び方のコツがあればなぁと。
    たぶん書かないことには見えてこないのかもしれませんが……

    参考になるご意見、書き込みありがとうございました!
  • こんばんは。
    ボクの書き方だから参考にならないかもしれないけれど……

    ボクの場合は1000~4000字がスタンダードだから、短編と言うより掌編です。その中で「直球」と「変化球」に分類できます。

    「前者」は長編でも短編でもいいから、自分が気に入ったシーンを切り取って独立させればいいです。ボクの書く「詩的小説」なんかはまさにそれ。要は、起承転結をしっかり考えて、形容詞や副詞で飾った、丁寧な描写をして、綿密な布石とか落ちを仕掛けて、読者を引きつけるドラマチックな場面や台詞を多用すると、否が応でも長編になります(笑)余分な物はそぎ落として人の心を動かすシーン――喜怒哀楽に訴える場面を効果的に切り出すことを考えればOKです。

    「後者」はまず落ちを決めてそこから逆に設定を決めて行きます――起承転結の「転→結」に使えそうなアイデアが浮かんだら、肉付けをしながら「結→転→承→起」の順にストーリーの肉付けをしていって、「最後の落ちの部分をカモフラージュすること」を考えながら肉付けをしていきます。ボクの変化球は最後で変化するものが多いので、この手のお話で一番大事なのは読み手を引きこんで一気に最後まで連れていくことですから、贅肉は極力落とします。いつも悩むのが「カモフラージュ」と「テンポ」の両立です。この二つをいかに両立しながら、お話を薄っぺらくしないようにするかが勝負です。読み終わった後、もう一度目を通したくなったら、ボクの変化球は成功です。

    「直球」は書くのは比較的楽ですが、高い評価はなかなか得られません。読者を「作者が抱く情景」に引き込めるかどうかがポイントで、ボクが苦手な情景描写にかかっています。
    「変化球」はアイデアが勝負なので、アイデアが浮かぶかどうかにかかっています。パズルを組み立てるように叙述トリックを作る作業は短くても一苦労ですが、過程が結構楽しいです。「やられた」と言ってもらえたときの快感は何物にも代えがたいですね( ̄ー ̄)ニヤ...

    何となくですが、ボクの虎の巻(でもないか(笑))を☆彡
  • RAYさんコメントありがとうございます!
    ひねりの聞いた短編の名手の虎の巻!ありがたいですね。私だけでなく、その秘密・創作秘話を知りたい人は多いのではないでしょうか?

    直球の場合の喜怒哀楽に訴えるシーンを切り取る、という極意。なるほど、と思うのと同時にやはりそれが難しいと気付かされますね。実体験はもちろん、映画や音楽、詩、なんかのインプットが大事かもしれませんね。そしてそぎ落とすという作業……これがハードル高いですよね。

    そして変化球のパターン、オチからの逆の肉付けという流れ。作品を読んでいるので、なるほどなぁ、とうなずくことばかりです。カモフラージュとテンポも、作品ではよく生かされていましたよね!

    今回の書き込み、まさに虎の巻でした。
    喜んでくれる人が多いんじゃないかなぁ、と。
    改めて貴重な書き込みありがとうございます!
  • お久しぶりです!
    お子が退院しましたー!

    俺は逆に長編がかけなくて困ってます(´・ω・`)

    短編の書き方…は、自然と気付いたら完結してる感じ?←(笑)

    参考にならなくてスマン💦
  • こんにちはお邪魔します。

    >>ついつい長くなってしまう。
    わかりますわかります。私も長編書きだったので、思いつくとパズルのピースが繋がるように、なるべく相互作用できる部分や出来事を繋いでいってしまうんですよね。

    そしてパズルのピースが気付いたらタワーになっている。
    そうしないと勿体ない気がしてしまう。出来上がった大きさに満足感を覚える。
    結果短編が書けなくなっていく……。
    ってこれは私の場合ですが。

    苦手だったからこそ友人各所から「短編を書きなさい」とせっつかれて、自主企画に参加するようになりました。

    書いてみて思ったことは「長編」のような余裕が持てない。幅を広げにくい。ということでした。
    長編なら、ふと思いついた「面白そうな」寄り道、ぐっと人物を掘り下げ伏線をはれるちょっとしたシーン。そういったものを挟んで多角的に盛り上げることができるのですが、それがほぼ出来ない。

    この出来ない強制力が「文字数」だと思います。
    個人でやっていると「まぁ多少増やしても良いか」と甘々な裁定を下してしまいますが、公募をするだとか自主企画に参加するだとか。
    そういうものがあると一気に「長編にしてしまう」部分を縛ってくれます。

    なので私はまず想定文字数を「起承転結」で配分。
    「起20%」「承60%」「転15%」「結5%」
    更にそれを3幕に分解して「起」は1~3の進行で「1と2は8%、3は4%」とか文字数を割り振って。全体の配分を決めてから書き始めるようにしています。

    あとはそのシーンで使える文字数と格闘するだけ!
    起承転結さえプロット段階であるならば、あとは実際の文字数が縛ってくれて「甘えない」限りは、仕上がった時に想定していた短編の文字数になるという寸法です。

    一度挑戦してみると「この文字数で思いついたシーンが入るかどうか」もわかってくるので良い経験になりました。
    そして短編だからこそすっきりと展開を魅せることもできるという、長所にも気づけて、自分の能力アップにも。

    って関川さんは十分面白いお話を描いているので余計なお世話かもしれませんが、私が短編に挑戦したときはそんな感じでしたというお話でした。
    一応「物語のすすめ」でページ配分やらについては語っております故、興味がありましたらそちらもご参考程度に!(宣伝)
  • こんにちは(*^_^*)
    先日はノートにいらしてくださりありがとうございました✨
    おかげさまで風邪も回復傾向にありまして、タイムリーなことに本日2400字の短編を仕上げたばかりです。

    記憶に新しいので、どんな風に書いたかをちょっと思い出してみようかと。

    今回書いたのは黒猫屋さんのクリスマス企画用の短編で、クリスマスソングの歌詞からインスピレーションを受けたシーンを短編として描くということをやっています。
    短編の練習としては、これはかなりおすすめなのでは?と思います。
    歌の世界って、すでに印象的なシーンが切り取られて歌われてることが多いので、そこに浮かんだイメージを切り取られたままのサイズで肉付けすれば短編になります。

    具体的な例で説明すると、今回私が書いた掌編の元ネタは三代目JSBの「O.R.I.O.N.」という曲なんですが、空に輝く冬の大三角を合図にして仲間で集ろうという歌詞なんです。
    なので、私が書いたのは、主人公が冬の大三角を夜空に見つけて仲間に会いに行くシーン、なぜ冬の大三角がシグナルになったかの過去の簡単な経緯、そして集まってからの仲間内でのちょっとしたシーン。これで2400字です。

    書こうと思えば、彼らがなぜ友達になったのか、それぞれの現在の職業や人間関係、集まってから解散するまでの一部始終、解散してからの主人公の心情など、膨らませられる箇所はいっぱいあるのですが、そういう部分は「ご想像にお任せ」です。
    この「ご想像にお任せ」のさじ加減が短編の出来を左右するのかもしれないと感じました。

    偉そうなことを言って、今回会心の出来かと問われれば自信はないのですが💦
    書き散らしどうぞご容赦くださいm(_ _)m💦
  • こんばんは、お久しぶりです。
    かなり前に書き込んだときは、お返事いただいたのにそのままにしてしまって失礼しました(気づいたときには今更ねぇ、という感じの時期でありました💦)

    私は根っからの短編書きです。むしろもっと短く掌編ばかり。なぜだろう、と考えることも多いのですが多分飽き性なだけです。
    書きたいシーンを描いて終了、っていうのが気楽なのです。

    個人的な事情はさておき、短編が得意な人と長編が得意な人で何が違うか、と真面目に考えてみました。
    上で陽野さんも仰っていますが「ご想像にお任せ」を多用するか否かは大きいと思います。私は文章には人によって異なる濃度があると思っています。
    長編が得意な方は比較的薄く、短編が得意であれば濃いように感じます。これは優劣ではなくて単に性質です。
    極端な例で言えば俳句は長編小説の一万分の一ほどの字数ですが、どちらも文芸として成り立ちます。俳句ほど情報の詰まった、読み手の想像力を利用した文章が十万字も続いていたら暑苦しいことこの上ないと思うので……。

    背景を想像させる文章、読者の想像力を信じることがコツなのかなと思います。ご参考になりましたら💦
  • マシロさん、書き込みありがとうございます!
    気づいたら完結してる、案外コツかもしれませんね(笑)
    それぐらいのスタンスがいいような気もしますね。
    いつもありがとうございます!
  • 草詩さん、書き込みありがとうございます!
    とにかく文字数で縛る。私的にはこういう方法があっているのかな、なんて思いました。構成を決めて文字数上限を決めて、そのなかで格闘する、やっぱり難しそうですが、いろいろと向上することもありそうな気がしますね。
    「物語のすすめ」近いうちに読みに伺います!
    コメントありがとうございました!
  • ひまわりさん、コメントありがとうございます!
    歌詞の世界から物語の構築、これはいいですよね。たしかに世界観のイメージはある程度固まってますからね。
    そして大事なのは「ご想像におまかせ」のスタンス。なるほど、なご意見ですね。つい書きすぎるんですよね、足りないんじゃないかな、なんて。
    でも良い短編には確かにこれがあるんですよね、ちょっと理解しきれないところが、モヤモヤではなく、フワッとした余韻になって残る感じ。
    たしかに短編に惹かれるのはこういうところかもしれませんね。
  • 夏野さん、コメントありがとうございます。
    夏野さんはすごく精力的に短編書かれてますよね。
    文章濃度、すごく面白い切り口ですよね。俳句での例えは確かにわかりやすいですね。
    短いセンテンスでも印象に残る文章、セリフ。短編の中ではこう言ったものがキラリと輝いているものが多いですよね。逆にそう言うものが入っていると、とても印象深い、味わいのある短編になってますよね。

    背景を想像させる文章、読者の想像力を信じることがコツ
    いい言葉です!
  • 関川さま、おはようございます♩

    あらあら、また面白いお題でございますわね☆

    私見でございますことを、あらかじめお断り申し上げまして、わたくしの場合をば。

    「長編」と「短編」、これはまったく別物ととらえておりますの。

    「長編」は前回書かせていただきましたように、やはり設計図が大切かと。
    「短編」に関しましては、これはもうインスピレーションですわね☆

    ゆえに「短編」では起承転結もしくは序破急は、一切考えませぬ。
    言うなれば、下書きなしでいきなり絵の具で絵を描く勢い、でございましょうか。

    わたくしの場合、なぜかきっちりと組み立てました「長編」はほとんどご覧いただけず、勢いのみで描いた「短編」だけが辛うじてご覧いただけておるという次第でございます。

    皆さまのお取り組みを、こうして拝見できてとてもありがたく思います。

    いっそのこと思い付きだけで長編を紡いでみようかと、うふふ♡
    それは無謀、でございますわね♫
  • つばきさん、コメントありがとうございます!
    私もまた長編と短編は別物という意識が強いんですよね。だからなかなか踏み込めない感じでもありますが(笑)
    勢いをそのままに短編として書き綴っていく。たしかにつばきさんの短編からは異様な熱量が放出されてますからね!そして長編はしっかりと構成された、長編ならではのたたずまいを感じております。

    そして思い付きのままに長編を、の話、なんだか楽しみな気がしますね。新たな地平線が見えてくるかもしれません。というか見えるような気がしますね。
    もし私が編集者なら、すぐに書かせますね(笑)
  • 既読でござる(LINEじゃねーよ
  • 短編、難しいですよね。私も苦手です。
    文字数を2万文字以下に縛った場合、書きたいことが多すぎてとてもじゃないですが収まる気がしません。

    そこで佐月は考えました。
    核になる「台詞」を一つ考えて、そこから上下に繋げていけば良いんじゃないかと。

    例えば「地獄で笑っていられるのは俺くらいだからな」みたいな中二っぽい台詞を中間地点で言わせたとすると、その台詞を言う時、周囲にいるのは誰か、、、から始めて、その前を繋げ、更に繋げた前を繋げていけば適当な所で一段落するはずなので、そこを出だしとすれば(後の場合も同じく、一段落したところを終り近くとする)、ブレずに要点を絞って書けるのではないか? みたいな。
    方法論でも何でもなくてすみません(^_^;
  • 佐月さんもバリバリ長編派な感じがしますが、最近のSSにはまた味がありますよね。これらは言わば習作的なものかもしれませんが、短編の楽しさを感じるものが多々ありますよね。

    カッコいいセリフを核に前後を膨らませる、イイ考えですね。
    短編にはやはり核が必要だとは私も思います。印象的なセリフ、シーン、キャラクター……考えてみればみんなが短編を書くとき、読むとき、何に力点を置いているのか知りたいものですね。

    ということでコメントありがとうございます!
  • 関川さんへ

    実は今、10万字ぐらいの物語が完成しそうなのです。
    現在、推敲と改行で書くよりも時間が掛かりそうなので今年中に投稿できるか怪しいのですが……

    そこで自分自身、今まで気付かなかった事に気付いたのでノートにお邪魔しました。

    私は関川さんのように沢山の小説を書いてきませんでした。
    エッセイや詩も苦手でしたので、文章だけで物語を構成するのは困難だったのです。

    そこで、短編と長編で気付いた点。

    地の文を考えないで物語を進行する。台詞だけでまとめる事に専念すると自然と簡潔になると実感しました。「バカップル」はまさにそれです。地の文は考えず、やりたい事だけを先行し台詞を先に作りました。

    私は元々漫画を書くの好きでした。でも好きなだけで人に見せたりはしなかったので同人誌とか描いた事はありませんw 完全に自己満足で親友に読んでもらった程度w

    読みやすい漫画のページ数って週刊誌もそうですが15p~20pです。
    ですから、その中で完結した物語を作るとすると自然と台詞だけでまとめる癖がついたと思いました。

    逆に長編を書いて思ったのは、世界観や空気をテーマにすると地の文から考えて文字数が増えました。

    っと超超ど素人の感想でしたが、こんなヘンテコな書き方をしている奴もいるって言う事でw

    失礼しました!><
  • ゆうけんさん、コメントありがとうございます!
    新作長編の完結間近とは!早く読んでみたいものですね。今度はどんなジャンルのモノなのか、興味津々です!が、あまりハードルを上げてはいけませんね、読める日を楽しみに待ちたいと思います。

    ゆうけんさんの漫画からのアプローチはいつも興味深いと思っています。漫画でしたら、話の展開をかっちりと組んでいかないといけない気がしますしね。それこそ語らせるセリフにも制限がかかってくるし、あまり無駄話を延々とさせるわけにはいかないでしょうし。なんといってもセリフ運びが物語を進めるうえでのキーになりますからね。

    たしかに長編の場合は地の文で物語を進めていくことが可能ですよね。でも地の文でそれをやると妙に解説風になっていく気もしますよね。もしくはキャラの心情や性格に合わない行動や判断が、神の声で決定事項になっていくような違和感とか、いろいろと気を使う所でもありますね。私はこの辺りに気を使ってますね。

    ゆうけんさんの作品はどれもこのキャラの行動の流れが自然で、そこからの決断やストーリー展開に無理がないのが、読んでいていつも感心しております。
    なんか妙な物語でも引っかかりがなく、安心して読んでいられる感じですね。これはまさにキャラクターへのアプローチがすごくなじんでいるという事なんだと思います。
    脳内に見せている映像が作者と読者でとても近いというか。

    ということで新作を楽しみにしております。
    ではまた!



  • 関川さんへ

    ありがとうございます!
    関川さんと話していると、とても勉強になって嬉しいです!
    地の文が説明や解説になってしまいがちだったりしました。

    漫画の場合は地の文の部分を背景や表情、仕草で表します。そこで重要なのは漫画読者にどこまで伝わるかです。実はコマの中にある背景をびっちりと描くと読み流されます。言い方を変えれば、そのシーンは重要ではないシーンなので読者の視線を早く次ぎのコマに移動させる効果があり、さらに小さいコマにびっちり描いた背景はもっと効果的です。逆に吹き出しを入れ、背景描写を少なくすると、重要な役割のコマになります。読者は吹き出しの内容に集中するのが特徴です。長い台詞が入った吹き出しだと、次ぎのコマに視線移動する時間を稼げます。より読者を世界に引き込む事が目的ですが、徐々に吹き出しの中身を増やさないと、読むのが億劫になってしまったりします。
    お手元のハンター×ハンターをご覧下さい。特に一巻!あの作者はストリーテラーとしても優秀ですが、読者の視線誘導がピカイチです。吹き出しと背景の関係。コマの大きさを巧みに使って読者を引き込みます。

    っと漫画の技術的な話ではなく文章の話です><
    世界を大きく大きく書こうとすると、必然的に文章が長くなりますよね。神の声で決定事項になっていくのは気をつけたいと思いました。
    特に三人称で話が進むと、私の場合そうなりそうで既になっている部分を書き直しています。私が一番悩んでいる部分は地の文でした。だらだらとしないで説明にならない書き方。絵ではすぐに描けるのに言葉が浮かばないw 貧弱スペックの脳みそでヒイヒイ言いながら書いてますw

    「脳内に見せている映像が作者と読者でとても近い」と言ってもらえて嬉しいです><
    関川さんのような素晴らしい作品を生み出す方に、そう思ってもらえている。それだけで自信にもなりますし、やっぱり嬉しいですTT

    あと『宇宙家族アトランティス』
    スタートレックみたいな感じでワクワクしました♪
    料理長はシェフSAEKOで決定ですね!

  • こちらこそ、楽しいです。
    ゆうけんさんのビジュアルのアプローチは私にとっても楽しく、試してみたいアプローチです。
    クロコのイラストでもそうでしたが、冒頭の雰囲気のインパクトを考える手助けになっています!読者の視点誘導は無理として、強調したいところには余計なものを入れずに集中させる、なんかはとてもためになりました。
    こうして創作の話をするのはやっぱり楽しいですね。なんといってもみんな共通の話題ですからね(笑)カクヨムでなければこういう接点もないし、こういう会話を交わすこともなかったでしょうしね。
    いろんな意味で出会いの奇跡に感謝したいところです。
    そうそうシェフを忘れてました。
    いよいよワンピー〇みたいなメンバーになってきたような(笑)
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