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星をつけてくれた方々ありがとうございます

お読みになってくださった方、はじめまして。
ネットに小説を投稿したのは今作が初めてで、
まだルール・マナーのようなものがきちんと出来ていないところもあるかと思います。
今回のように星をつけていただけた事、大変うれしく励みになります。
本当にありがとうございました。
私自身も皆様の作品を積極的に読んで、楽しんでいきたいと思っております。
これからもよろしくお願いいたします。

4件のコメント

  • レビューと星をいただきました キョウノ アリスです。近況ノートのご指摘もありがとうございます。確認したところ投稿ミスをしておりました。報告いただきましてありがとうございます。
  • 関川さんこんばんは!

    今日は一日お騒がせいたしました!
    私はやっと復活していますが、関川さんにご迷惑をかけて、心身共にお疲れではないかと、心配でしています。

    本当にすいません!

    私やっぱり最後まで書きたいので、今、構成し直して、ハーフ&ハーフじゃないもので同じ世界線で書いています。

    関川君の呼び方の音以上の名前がないのがもう本当に悔しいのですが、「横川君が好きな私は今日もご飯を作る」という題名で、再投稿しようと思っています。もうですね、これを乗り越えてこそだと思ってしまいまして。

    これを乗り越えないと、(ご迷惑をかけたのも含めです)私はこれからも小説を楽しく描けない気がしています。だからあえて、書いていたお話を自分として完結したいです。それができれば一番良いのではと、今この状況で思っています。

    もし見当違いなら、こっそり教えてくださいね^ ^


    そこで、お願いなのですが、前半部分の関川さんの書いたところはなくしますが、お料理のお題のところ、そこを後半で書いていまして、そこはそのまま使用しても大丈夫でしょうか?


    関川さんのお題の文章は使用せず、お題のメニューは第六話までは使いたいということです。


    私としては、この企画に参加したいと思った時から、関川さんとコラボ作品だと思って書いてきました。

    だから大幅に改変して自分の作品にしようと思っても、どうしても、関川さんへの思いがあるのです。


    ハーフ&ハーフに思いを寄せて。くらいの感じで、お題のメニューだけはそのまま使用してはいけませんか?


    そのご了承をいただきたく、こちらに書き込み失礼いたします!

    新しいお話で、第一話は大体できました。

    関川さんのご返答をお待ちして、公開し、その旨をハーフ&ハーフの近況ノートに報告して、今回の件を終了としたいです。

    今見てみたら、せっかくの楽しい企画が私のせいでおかしな方向へ行っている気がして。本当に申し訳ないです。でも、ごめんなさい。あの雰囲気の中では、私の書きたい気持ちが死んでしまうので、それであるならば、自分で決着をつけるべきだと、そう思いました。


    箇条書きすると、
    ・お料理のお題を第六話まで使用させてもらいたいです。
    ・ハーフ&ハーフ2のお題を取り入れて創作いたしました。と、紹介のどこかに入れても良いですか?もしくはよくなければ言ってください。


    私の中では、関川さんのお題でコラボ作品です!って胸を張って(嫌やったらすいません汗)どっかのコンテストに出す気持ちで、結構真面目に書いていたので、(おっぱいとかそういう名称は一切出さず、描写で読んだ人が妄想できるのが小説だと思っています)最後まで行きたいのは本当の気持ちだし、関川さんとの出会いがあったからこそ、かけたジャンルなので、本当に関川さんには感謝しているのです。


    もし、上記内容がオッケーであれば、私の昔の近況ノートのどこでも良いので、お返事をいただけますか?


    お手数をおかけいたしますが、お返事いただけましたら、幸いです。


    この後に、ここに、私の改変した一話を投稿させてください。
    (もちろん!お読みいただいたあとは削除してください)


    関川さんの心の深さに、私は優しさをもらっています。
    でももう泣いてばかりで小説が書けないは一日で充分!

    ハーフ&ハーフも楽しくです!
    それが一番です!

    そう、思ったのです。

    長々と失礼いたしました。
  • 仕事が終わり、家路に着く深夜二時。

     今日はいつもよりも長い時間お店で仕込みをしてた。明日は大口のお弁当の注文がお昼に入っているから、その仕込みが忙しかったのだ。都会の和風なカフェは健康に気を使う人々が昼中問わず訪れる。最近はテイクアウトのサービスも始めていて、こうやって深夜に帰ることもしばしばあった。

     地元から東京に出てきてもう六年が過ぎようとしている。

     親に頼み込み、地元の調理学校ではなく、東京の調理専門学校に進学したのは、それ以外の夢もやはり捨てきれない自分がいたからだと思う。お母さんやお父さんに見送られて電車に乗った日から、もう六年。私はすっかり東京の人みたいになっている。

     白いTシャツにジーパンを履いて深夜二時に歩いている人は地元にはまずいない。そんな時間に出歩くのは、鹿か猪か、日本猿、あとは、恋多き若者たちくらいじゃないだろうかと思った。街灯に照らされた白いTシャツはやけに白く見え、羽虫が集まってきそうなほどだと、私は思った。実際に小さな羽虫は私の胸のあたりでホバリングをしているようだ。

     ふと、夏休みにお父さんと懐中電灯片手に白い布を持って、カブトムシを捕りに行ったことを思い出す。

    「お父さん、こんなんで本当にカブトムシ捕れるの?」

    「獲れるさ。明るい場所に寄ってくるってテレビの特集でやってただろ?」

    「俺、その番組見てたけど、バナナの腐ったやつに蜂蜜とお酒混ぜたやつ持ってきたから、絶対うまくいくって」

     五つ違いのお兄ちゃんは、テレビの特集で知ったらしい虫をおびき寄せる罠を用意してきていた。懐中電灯と、お母さんのストッキングに入れた罠が家の庭に生えているおおきな楠《くすのき》にくくりつけられ、私たちは身をかがめて虫が来るのを待っていた。足元には蚊取り線香の煙がゆらりゆらりと揺れていて、そのたなびく煙は私の鼻先をくすぐっていた。

    「お父さん、まだ来ないね」

    「大丈夫、そのうちくるって! だってここまで甘い匂いしてくんだぜ?絶対来るってオオカブト!」

     お兄ちゃんが私の隣で小さなキャンプ用の折り畳み椅子に身をかがめながらそう言ったけれど、結局目的のカブトムシは現れず、来たのは小さな羽虫と、夜行性の蛾と、白い斑点が嫌に目立つカミキリムシだけだった。

    「ちぇっ、今日はたまたまだって。明日もやったら絶対オオカブトくるからさ。明日もやろうぜ、遥子《ようこ》」

     もう中学三年生なのに、お兄ちゃんはそう言って暗闇に溶け込みそうなほど真っ黒に日焼けをした顔で私に言った。最後に笑ったお兄ちゃんの白い歯が、暗闇の中で際立っていた。まるで、今の私のTシャツのように。

     街頭の横を通り過ぎ、また薄暗い住宅街を歩いていくと私の住んでいるワンルームのアパートに着く。深夜二時に女性が一人で歩くには少し君が悪いと感じる都会の住宅街も、もう慣れてしまった。その場所に住むとは、そういうことなのだろうと、私は思っている。

     熱帯魚店で買ってきた魚を家の水槽の水温にならすように。人もまた、時間をかけてその場所に馴染んでゆく。熱帯魚と人が違うのは、その場所になじむために必要な時間の長さだけだ。私はもうずいぶん前から東京の暮らしに慣れている。そう思いながら、仕事で疲れた怠い体を動かして、住んでいるアパートの手前の公園を横切ろうとした。

    ――え……? こんな時間に、子供?

     アパートの隣にある小さな公園のブランコに、小さな男の子が座っている。こんな深夜になぜ子供がと、気味悪く感じた私は、目を細めてその様子を伺った。

     足は、ある。どこかが透けているわけでもない。

    ――と、いうことは、お化けじゃない?

     都会の夜の公園で小さな男の子がブランコを漕いでいるのはおかしな話だけれども、いま目にしたものから連想する一番のものはお化け、つまりは幽霊だと思った。

    ――いやいやいや、そんなわけはないって。足あるし。

     でもそうでないのであれば、小さな男の子はなぜ、こんな深夜に一人きりでブランコを漕いでいるのだろうか。

    ――もしかして、虐待……とか?

     最近テレビでは育児放棄と虐待で亡くなった子供のニュースを盛んに流していた。もしかして、この子もそういう部類なのだろうか。もしも、そうであるならば、このまま見過ごして、家に帰るのは気が引けてしまう気がした。

     私は恐る恐る、公園の小さな入り口を入り、街灯の青白い光に照らされたブランコに近づいた。もしも近づいてその子が消えてしまったら、私はきっと今日は一睡もできないだろうと、腹を括りながら、一歩一歩その子に近づいた。

     私のならす靴音のじゃりっと土を踏む音を聞き、私の存在に気づいたらしいその子は、こちらを向いて、それからまた下を向いた。その動きに合わせて、黒縁の四角い眼鏡が少し顔から離れている。大きさがあってないのだろうか。

     真夏なのに白い肌。長めの真っ黒な髪がサラッとその子の顔を隠した。

    「こんな時間にどうしたの?」

     私は思わず声をかけた。でもその子は俯いたままで、何も話さない。

    「ひとり?」

     また聞いた。けれど、男の子は俯いたまま、うんと首を動かした。

    ――こんな時間にひとりって、それは、どういう理由で?

    「おうちに帰らないの?」

     また聞いてみた。けれど、その子はサイズの合わない黒縁眼鏡を小さな指でなおしながら、こくんとまた頷くだけだった。

    「なんかあったの?」

     今度はそう聞いてみた。けれど小さな男の子は今度は首を横にふった。そのふってる勢いがよすぎたのか、サイズのあってない眼鏡が斜めにずれてしまった。その様子が可愛らしくて、私は思わず吹き出した。

    「ぷっ。眼鏡のサイズ、あってないのかな?」

     はっとした顔でこちらを向いて、ゆっくりと首を横にふる姿もまた可愛いと思った。でもその顔を見て、私の深い胸の奥に何かが引っかかっている感触があった。

    ――似てる……?

     三年前に急に目の前からいなくなってしまった恋人に似ている気がした。そう思ったら、押さえ込んでいた胸の痛みがじわりじわりと私の疲れた身体を蝕み始める。

    ――似てるけ……ど、似てる雰囲気だってことだって。もう!

     自分の膨らむ思いを押し消すように心の中でそう言って、もう一度小さな彼に聞いてみた。

    「おうちに帰らないの?」

     すぐさまその子は首をうんうんと縦に振り、私の方をじっと見つめてきた。

    ――うんと、帰る家がないってことなのかな?

    「帰る家がないのかな?」

     そう聞くと、少し困ったように首を傾げている。その姿がまたなんとも可愛くて、私はほっておけない気持ちになった。

    「うんと、じゃあ今日はどこで寝るのかな?」

     ブランコの手すりにつかまりながらゆっくりと揺れるその子は、またまたさらに角度をつけて首を捻り、その後で、私ん方に小さな腕を伸ばし、私の手首にその手が触れた。

    ――湿っぽく、温かい。ちゃんと生きている人間だ。

    「こんな時間だし、……帰るところが今日はないんだったら、うちにくる? ほら、公園の隣のアパートなんだけど」

     思わず口に出ていた。

    ――だって、ほっとけないじゃん。でも、もしかしてこれは誘拐とかになっちゃう?

     私がそんなことまで考えているとはきっと知らないこの小さな男の子は、私の顔を見上げ、うんとひとつ頷いた。

    「じゃあ、うちにくる?」

     またうんと頷いたその子の顔はなんだかさっきと違い血色を帯びたように見えた。





     この日から、私の不思議な少年との夏が始まった。
     
     その時の私はまだ、この小さな男の子が深夜の公園で一人でいることが心配だというくらいに考えていて、この子との出会いが、私の生きる道を大きく変えていくことに繋がるとは思ってもみなかった。


  • 深夜に失礼いたしました。

    ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

    あ、コンテストに出すくらいの気持ちでかいてました。です!

    それくらい真面目にとりくんでましたと、伝えたかったです!

    関川さんには感謝しかないので、本当ご迷惑おかけして、申し訳ありませんでした!
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