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長谷川ルイの作法②

いつも読んでいただいてありがとうございます。少しずつですが、継続的に読んでいただている方も増えて、大変励みになっています。ありがとうございます。

さて、前回「作法」と書いてしまった都合、小説を書いている時に考えていることなどをつらつらと書いているのですが、今日は登場人物の名前について考えてみたいと思います。

とはいえ、名前こそ深く考えているわけではなく、これまで知り合った友人、知人の名前から一部借用したり、漢字を変えてみたり、そうして人物描写をしているのですが、どうしても、必ず出してしまう苗字があります。

それは「芹沢」姓。

カクヨムに上げている小説の中にも、「夢のクジラ」と「二十四節気」に登場します。もちろん、二つの話の「芹沢」さんは全くの別人で、血縁関係はありません。

この苗字にだけは、明確な由来というか、理由があります。

架空の人物として、私が最も印象に残っているのが、1954年11月3日公開の「ゴジラ」そこに登場する芹沢博士なのです。

それだけといえばそれだけなのですが、自身の研究成果が軍事転用されるのを危惧し、ゴジラと共に海に沈むことを選んだあの場面は、何度見ても身につまされる思いがします。

芹沢と苗字をつけたところで、そうやって読む人の心を動かせる話が書けるわけでもありませんが……。

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