いつの間にか後書きのような形になっていますが、いつも読んでいただいてありがとうございます。

こんなふうに小説を書き始めて、振り返ると8年程度経っているわけですが、当初から現実世界に近い世界観の話が多く、今回の「悠久のオリハルコン」のような現代ファンタジーは、あまり書いた経験がありません。

いわゆる「お約束」に当たる事柄、呪文を言う、であるとか、技や能力にいちいち名前がついていること、であるとか、そのようなものをどこまで取り入れるのか、多少悩みました。

結果的に、能力名は登場人物の代名詞として採用し、呪文の類は見送りました。やはり、「大外刈り!」と絶叫して技を繰り出す柔道家がいないように、技の内容を口にする術師もいないのではないか、と考えたしだいです。もちろん、言霊など、そのような結びつきで呪文を唱える描写を否定するものではありません。

さて、そんなこんなで、次は再び現代劇を連載したいと思います。

書き上げるまでに3年も掛かってしまった、お話ですが、引き続き楽しんでいただければと思います。