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妖怪画集 第二十二頁【鳴屋】

令和に潜む妖怪たち

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『鳴屋』

「画図百鬼夜行」では騒々しい小鬼たちが描かれる。現在では家鳴りの原因が気温や湿度により木材が発する音だという事がわかっているが、その当時はこの様な怪異が原因であるとも言われた。
「太平百物語」によると、ある日度胸試しの為にある化け物屋敷に泊まり込んだ所、家全体が激しく揺れ始めた。一人の浪人がもっとも激しく揺れる畳の一枚を刀で突き立てるとその揺れがおさまったが、その床下には熊を弔う墓標があり、その墓標からは血が出ていた。という話がある。

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