浅田次郎によると、担当さんと作家さんのあいだで起きた作品タイトルをめぐる論争をタイトルマッチというらしい。あ、でも嘘なんだってさ。
さて、カクヨム2020夏物語スポーツ部門に応募した剣道小説、タイトルが二転三転しております。
「剣道ガールズ!」、「剣道ガーーール!」、「浮かぶ瀬もあれ」、「浮かぶ瀬も」。
本作はいつにもまして「これでだめなら全部だめ」という意気込みで書きましたが、タイトルだけが思い浮かばないのです。浮かぶ瀬も無ぇわ。
剣道経験者ならご明察の通り「栃殻の身(実)を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり」とかなんかそういった捨て身の教え、これをタイトルに持ってきたんですが、どうもピンとこない……〆切まで粘りましょうか。
むむむ。
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2020年5月3日 追記
「浮かぶ瀬も」ですが、意外にも思い入れが深く(自分で感情移入とかおかしな話ですが)なんども手直しを重ねています。
ランキング的な視座でしたり、完成度の低さを体現していることなどから見てもあまり褒められたことではないのですが、どうしても欲が出てしまう。もっとよくしたい、と。
いけませんね。
むむむ。