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ブギーポップの敗残兵

『誰も永遠に生きはしない』と繰り返す邪悪さに恋する乙女が今日という心を焦がし続ける。けれど結局正義は勝ってしまうのだろうか。残虐な者が心を傷つけることはない。世界の奴隷が初めから見るまでもなく存在しているのにどんな口実が必要だというのか。社会の正義が邪悪さと名付けられる限界の醜悪さを物語の論理に回収するシステムだとしたら脆く崩れ去る日常の倫理に新たな可能性を発揮する出会いが死後の思い出として私語になる断片を文献の引用として記憶しておくことが好ましい教養であるというのだろうか。過去の因果関係は集積されるが残された者の思いは消尽し食欲のようなメディアの意識として再生産される。世界の敵でさえない存在が繁殖し情動の汎用的な色褪せる風景を歪曲し続ける奈落の建築物に見いだしつつ常識的な落とし穴にはまらないように相互の低能な監視は忘れない皇帝の工程。何が言いたいかといいますとねブギーポップのアニメを見たので感想を書いてみようと思ったわけです。全然関係ないですけど『キャッチ=22』って面白いね。

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