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四つの流儀と四大属性

 黒鶴の流儀は四つに大別されます。そして、それは物語世界において四大属性の魔術として認識されますが、より純粋かつ強力です。


流儀白の大気操作
 空気や風、さらには気象現象を自由に操る能力です。この能力は、戦闘や環境制御において非常に多様な使い方が可能で、戦略の幅を広げる要素となります。

能力詳細
 使用者は、大気中の空気や風を自在に操り、様々な現象を引き起こすことができます。この操作により、攻撃、防御、サポートの多岐にわたる戦術を展開できます。

風の操作
 風を自在に操ることで、以下のような効果を得ることができます。

防御障壁
 敵の攻撃を逸らしたり、物理的なバリアとして利用することができます。風の壁を作ることで、弾丸や飛来物を防ぐことができます。

加速利用
 大気を圧縮解放することで、爆発的な加速を得ることが可能です。また、地面に対して継続噴射することで、浮上移動が可能です。ミツルの場合、無数の場裏を同時制御して高機動戦闘が可能です。このような制御は魔術師では不可能です。

気象操作
 大気操作は気象現象にも及び、以下のような効果を持ちます。

雨や雪の生成
 戦闘中に雨や雪を呼び起こし、視界を悪化させたり、相手の動きを制限することができます。

雷の生成
 周囲の大気を操作して雷を生成することができます。これは、特に戦闘や環境制御において非常に強力な効果を発揮します。雨と組み合わせることでさらに発生させやすくなります。


 このように、「流儀白」の大気操作は、戦闘だけでなく、環境への影響も大きく、非常に戦略的な能力となります。


場裏青のシステム
 詳しく説明すると、この能力は自然界に存在する水の成分やその周辺の環境要素から、水を自在に操り、さらには生成することができます。

 具体的には、空気中に漂う水蒸気や土壌内に含まれる水分を集め、濃縮して「水」として形にすることが可能です。また、理論的には水分が不足している環境でも、空気中に含まれる水素や酸素といった基礎物質を分子レベルで集合させ、水を新たに生成することすら可能です。

 これは一般的な魔術とは異なる概念で、場裏青の力を持つ者だけに許された技術であり、場裏内の構造や空間そのものを自在に操る力とも言えます。

場裏青のシステムの要点
 空気中に含まれる水蒸気や、土壌内の微細な水分を吸い上げて集め、手元に水を具現化する。これは通常の水魔術では難しい繊細な技術で、場裏青の使い手に特有の応用力です。

分子レベルでの水生成
 場裏青の力を極めれば、水分がほぼ存在しない場所でも水を生成することが可能です。空気中の酸素と水素を集合させ、化学反応を意識して水に変換することができる。この能力により、砂漠のような極限環境でも飲料水や防御用の水を生み出すことが可能になります。

「場裏赤」のシステム
 熱操作の能力が含まれています。この操作には、極端な温度変化が可能です。

能力詳細
正熱操作(プラス)最大温度
理論値1200~2,000度
 使用者は、場裏赤の範囲内で熱エネルギーを操り、周囲の温度を最大2,000度まで上昇させることができます。これは、金属をも一瞬で溶かす威力があり、周囲を灼熱に染めることが可能です。

負熱操作(マイナス)最低温度
絶対零度(-273.15度)
 逆に、場裏赤内で熱エネルギーを引き去ることで、絶対零度にまで温度を下げることができます。絶対零度に到達することで、物体の運動エネルギーがほぼ完全に凍結され、相手を一瞬で凍り付かせることが可能です。この力は、生物の生存に不可欠な熱エネルギーを完全に奪い取るため、敵を一撃で戦闘不能にする強力な手段となります


流儀黄の地質操作
 地面や鉱物を自由に操る能力です。この能力は、戦闘や環境操作において非常に強力な効果を発揮します。

能力詳細
 地質操作使用者は、地面や岩石、鉱物に対して影響を及ぼし、形状や特性を自在に変化させることができます。これにより、攻撃や防御の手段として様々な戦術を展開できます。

鉱物操作
 地質操作に加えて、鉱物に特有の特性を利用して、戦闘に役立てることが可能です。具体的には、以下のような能力を持ちます。

鉱石生成
 地面から鉱物を生成し、武器や防具として利用する。例えば、硬い鉱石を突き出させて敵を攻撃したり、盾として使うことができます。

鉱物の特性利用
 特定の鉱物の特性を活かし、相手に対する効果を生み出します。例えば、鉄鉱石を用いて強固な防御(曽良木が行ったような)を構築したり、特定の鉱物の性質を利用して敵を拘束することができます。

地形変化
 地面を変形させ、敵の移動を妨げたり、有利な位置を作ることができます。地面を隆起させて障害物を作ったり、逆にくぼみを作って隠れ場所を提供することが可能です。

戦術的応用
 流儀黄の地質操作は、攻撃的な使い方だけでなく、防御やサポートにも広がります。たとえば、地面を隆起させてバリケードを作ることで仲間を守ったり、敵の足元を変化させて不意打ちを狙うことができます。

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