最終章

異世界に飛ばされたら、なぜか地の底へと落とされていた。 何を言っているのかわからない？　安心してくれ、俺にもよくわからない。 地の底には大迷宮が広がっていた。そこには魔獣がい…

タイトル：くたばれ！　増税クソメガネ！！ ※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 ※もしも似ているなと思ってもそれは他人の空似です。 ※メガネを…

５年前の災害によって、身体の大部分を義体に置き換えて生き延びた少女メアリー。彼女は危険な仕事である運び屋をこなすことによって、義体を維持するための金をなんとか稼いでいた。そんなメ…

六条飾の話をしよう。 風栄高校2年Ｃ組。端正に整った顔立ちに、添える程度のメイク。もう少し背が高ければモデルの仕事でスケジュールが埋まっていたであろう、いわゆる美少女。友人関係…

大学で俺は幼馴染の良子と偶然再会した。不良なのに良子。そう呼ばれていた彼女はいわゆる元ヤン。そんな彼女が何の因果か同じ大学に通っている。俺達は次第に仲良くなり付き合うこととなるの…

温泉好きなおっさん冒険者カラスは、今日も秘湯を巡る。 ただ異世界の秘湯は、そう簡単にたどり着けない。 遺跡の奥、岩山の上、魔物の巣窟。 冒険必須の温泉巡り！ その途中で、勇…

せっかくアニメ化するんなら、現実ではありえない髪色がいいじゃん。あ、でも、最近は赤とか緑とかすごい髪色の人とかもいるよね、ユーチューバーとかさ。え？　あれ、ウィッグなの？　ぜんぜ…

～あらすじ～ 「まさか、私がラブコメっちゃうなんて！」 　高校登校初日、交差点でぶつかってしまった女の子はそう言って逃げ去っていった。どういうこと？　と僕は首がねじ切れるくら…

　メグ達の通う中学校、夕暮れの空き教室。 　しめ切った窓から入り込んでくる日差しが、床のタイルを赤く染めていて、この惨状をいっそう悲劇的に演出していた。 　響くのサヤの叫び、そ…

嫁にいき遅れた。 そんなわりときつめの事実に気づいて、三十路の女騎士イザベルは、婚活を始めることに。しかし、30女をもらってくれる男は、なかなかみつからず、苦労することに……。…

「時代はエロだと思うのよね」 　文芸部の部室にて、いつものように、鳴子部長は唐突にぼやいた。いつものことで、いささか面倒であったが、そこはいつものように、まず僕が返答することにし…

ときどき、私はどうしようもなく死にたくなる。自らの持つすべてのものがみすぼらしく思えて、この先に起こることがすべてくだらなく思えて、どうしようもなく死にたくなる。そんなときに現れ…

三題噺。それは、なんか適当にお題を３つもらって、お話を構築するという、小説家ならば誰しもやったことのある練習法、というか遊び。でも、そういえばやったことないな、ということで、やっ…

不登校な僕の家に、クラス代表の白殿零がやってきた。彼女の目的は、僕を登校させること。僕に登校させるために、彼女は筆舌を尽くして説得を図る。だが、僕の方は、まったく別のことを考えて…

「ハルカ先輩！　あたしと１ON１してください！」 　春先の河川敷のバスケコートに、一人の少女が息をきらして走り降りてきた。 　夕日に染まった赤い髪がよく似合う、きらきらした瞳…

百人一首研究会に所属することになった紀本貫行。何か影のある雰囲気の橘泉美。不敵に笑う大江千秋。訳ありそうで、いつも不機嫌な高峰白妙。そして、顧問の平野先生。本来出会うことのなかっ…

轟美心は、テレビの仕事で紹介する一品として、本格的なドールを買おうと瑠璃色工房を訪れる。美心を出迎えたのは、美しさを詰め込んだようなビスク・ドールと、罵り文句が人の皮を被ったよう…

不幸にもFクラスに振り分けられてしまった僕こと、宍戸鈴之介。不幸に打ちひしがれる僕を待ち受けていたのは、傍若無人な織田真理子、観察処分者の吉井彩、秀吉の羽柴ノア、とにかく大きい藤…

「世界なんて終わればいいと思ってます」 転校初日にばっさりと言い張った進藤美心と、その静かな闇に呼応した与根川圭佑。二人は出会うべくして出会い、そして世界の裏側へと足を踏み入れる…