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世界観構築に関するメモ書き

自分用のメモ

●世界観構築の三要素
『リアリティライン(レベル)』
『倫理(展開&キャラ言動』
『世界設定』

※前提として、
ログラインおよびコンセプトの作成が先。
この2点に沿って構築。



●世界観そのもののコネクション
・魅力ある世界観って?

→ 『読者の普段の世界の見かた』が「共感型」
『読者が「こうだったら」という世界の見かた』
を「憧憬型」
この2点の要素を組み合わせて惹きつける。

キャラクターのコネクションと考え方は同じ。



●群像劇で各キャラクターが別個の世界観で動いてる場合

『群像劇をする時に世界観や物語コンセプトを観客に理解させる為に、
序盤はそれが可能なキャラを仮の主人公として扱って描写する』

例→十三機兵防衛圏だと十郎



●今後、整理すべき点
・『世界観を読者の中に構築するために差し込む描写のコツ』
→ 『キャラクターや物語世界と読者とのコネクション構築の手法』という事だろうから、
キャラクター構築の際に行う読者とのコネクション構築のための要素作りの応用でいけそう。

4件のコメント

  • 忍野佐輔様。
    いつも参考になっております。
    質問と報告です。

    「工程00 物語と登場人物に世界観を組み込む」は、
    4つの課題が解決されると方法として確立されると考えてよろしいでしょうか。

    4つの課題
     
     前提2つ
    ・神話類系以外の
     『人が楽しめる幾つかの物語には幾つかパターンが存在する(物語類系)』

    ・神話類系以外の
     『それぞれのパターンにおいて何が起こるか(物語構成)』

     工程の趣旨
    1.物語とキャラクターから世界観を感じ取れるようにする。(統一感が出る) 
     

    2.『物語そのものが持つ雰囲気(≒世界観)』と読者との間に、キャラクター構築で言うところの『コネクション』を作る

     『どの役割のキャラクターを採用し、それぞれとどのような関係性を持たせるか』という意味での『キャラクター配置』は工程の趣旨1に内包されると考えています。

    報告
    私は4つの課題を解決するために資料を収集し、分析して
    忍野様に提案をしようと頑張っていたつもりでした。

    しかし、今の私で資料の分析する能力が低い。
    今後の数年間は時間の確保が難しく執筆活動に注力しにくくなると分かりました。

    これ以上、忍野様が資料を活用できないのは忍びない。
    応援コメントで『応援しています。様の方で良い方法や書籍をご存知でしたら、
    ご教示いただけますと幸いです。』とあった。

    資料を断片的かつ走り書きのものでも忍野様にお伝えしようと考えました。
    拙い文章で分かりにくいかもしれないです。
    ご容赦をお願い致します。
  • 提案中に使用される用語の説明

    世界像 仮想世界の設定
    世界観 登場人物の世界像の観かた

    参考文献
    pixiv百科辞典 
    『世界像』・『世界観』

    小説家になろう
    クロスオーバー 活動報告
    『設定と世界観の違い』
  • いつも参考にして頂きありがとうございます。

    また、私のために色々と調べてくださりありがとうございました。
    助かります。

    閑話に書いております「物語に神話的世界観を組み込む」ですが、
    これを書いてから私の方でも色々と調べたり、執筆時の考察などを踏まえまして、
    ざっくり下記の通りにまとめる予定です。

    1、世界観構築のために、読者と世界観とのコネクションの作り方を一言でまとめる

    2、それに合わせて「キャラクター配置」「ストーリー構成」が、羨望型、共感型のいずれかに設計されているかを確認する。

    ※補足
    神話的世界観を持ったストーリー構成は「努力が報われる」形であり、
    多くの人にとっては羨望型のストーリーといえ、
    逆に世界の運命に振り回されて酷い目に合うようなものは共感型のストーリーと言える。

    共感型に寄せ過ぎると単なるドキュメンタリーになるのでエンタメから外れる為、
    キャラクターには「羨望型」を多く配置するなどの工夫を行う(神話で言う助言者の存在など)。

    3、コンセプトプロット作成時の「キーアイディア」で世界観をまとめる。


    ざっくりとこの形になると思います。
    まとめた世界観に合わせて、キャラクターの名前や小道具の名称なども決めますし、
    文章の濃淡や語彙の選択も決まってきます。


    今後は、
    神話の類型によって「羨望型」なのか「共感型」なのかが変わるので、
    この分類と収集が必要になってきます。

    閑話に記載の神話タイプは羨望型になると同時に、
    save the catの15ビートとほぼ同じ形を持っているので、一旦分析は必要なさそうです。


    来年以降に、工程表をリテイク、更新する際にまとめようと思います。
  • 返信ありがとうございます。
    来年以降の更新が楽しみです。

    忍野佐輔様の参考になるかは分からないです。
    参考になったら幸甚です。

    『工程の趣旨 1.物語とキャラクターから世界観を感じ取れるようにする。(統一感が出る) に関する資料と提案』

    工程01 「使用するジャンル(ネタ)の選択」の工程でジャンルを
    題材(お題)にまで落とし込むのはどうでしょうか?

    ジャンルだと示す範囲が広く、定義が曖昧な場合があります。
    題材(お題)にまで言葉を落とし込む作業をする。
    自分の扱いたいジャンル、自分が得意とするジャンルがより分かりやすくなるのではないかと考えました。

    例 ジャンル ミリタリー 
      題材(お題) 銃撃戦 ドックファイトなど

      ジャンル 人外百合
      題材(お題) ケモミミ アンドロイドなど

    題材の意味だと『創作や研究などの主題となるもの。(注1)』とぱっと見分かりにくいです。
    お題だと意味が『作品などの中心となる事柄。(注2)』と感覚的分かりやすいと考え(お題)にしました。

    また、お題だとダグの利用やジャンルから話を膨らませたり、絞ったりするのにも便利な側面があるのではないか思っています。

    例 自分はミリタリーでも兵士の人間関係をメインに書こう。 タグ付け ヒューマンドラマ 葛藤など。
      
      人外百合のケモミミをお姫様にしよう。
      話を膨らませる。

      ミリタリーでは銃撃戦より、ドックファイトを書きたい。
      話を絞る。
     
    題材(お題)という観方もあれば書きやすくなると思い、提案させて
    いただきました。
    ご意見やご感想をいただけると資料の収集、分析の改善に役立ちます。
    ご意見やご感想がありましたら、返信をよろしくお願いいたします。

    参考文献
    題材(お題)の発想の参考
    忍野佐輔 2016年 近況ノートと近況ノートのコメントでのやり取り『ジャンル間違い?』

    ◆idOACR2OT6 2015/06/06(土)
    『テーマってなんぞや』 レス90 やらない夫 
    やる夫スレキャラクター出演作まとめwiki 弱音ハク 短編

    注1 だい‐ざい【題材】 の解説 goo辞書
    注2  お題 pixiv大百科

    追記
    私の中では趣旨1、2を満たすには『凡才のための執筆工程』の各工程の見直しが必要ではないかと考えました。
    そのため、工程1からの提案となりました。
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