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壁を越えていく為に

こんにちは、河原一平です。

今日は、日々小説を書いていく中で思ったことなんかを書いていきます。

僕は今年の9月から小説を書き始めたのですが、最初に書いた日以降、書いてない日はありません。

体調を崩した日にも、朝から友達と遊んでいる日にも、スポーツをする日にも、なんとか隙を見つけて書いてます。(一緒にいる人がトイレに言った瞬間とか)

やっぱり書くことが好きなんですね。

しかし、書き始めてから最初の一か月ほどは特に何の問題もなくすらすらと書けていたのですが、そこを超えたあたりから少し壁のようなものを感じ始めたんです。

あれ?なんか違うな。この文章どうなの?

みたいなことを書きながら感じるようになったんですね。

それは自分の中でもっと上に行きたい、という欲求が生まれて来たのだと思います。

なので、書き始めてからの最初の一か月は、一切本はもう読まずにひたすら書くということをしていたのですが、その疑問が浮かんできた時くらいから再び本を読み始めました。(本と言うのはラノベのことです)

そこで気づいたことがまた一つあって。

それは

同じ本でも、今までとは全く違ったように読めるようになったことです。それは、娯楽本としてではなく、参考書としても読めるようになったということです。

あぁ、これをこんな風に表現するのか。なるほど、ここでもう一歩繊細に描くことでリアリティが増すのだな

などと、楽しみながらにして文章を勉強できる状態になったんですね。

今まではただの娯楽でしかなかったライトノベルが勉強の本になったんです!!

これは革新でしたね。

なにせ「俺、勉強してます」と言いながらラノベを読めるんですから!!おかげで以前よりも自信を持ってラノベを読めるようになりました。(気分は受験生時代に単語帳を眺めている時のドヤ顔気分)

そして

そうやってラノベを読みながら学んでいくことで、また書くことが出来るようになりました。(他にも色々ありましたが)

さて、ここからが本題に入ってくるのですが

僕は受験勉強をそれなりにガチでやっていたので、いかにして今日得た知識を記憶の深いところに知識を入れ込むか、つまりはいかに使える知識として学んでいくか

という所に関して2年近く考えていたわけです。

受験は記憶勝負ですからね。(ちなみに僕は受験勉強反対派ですw)

まぁしかし、現実問題として受験生は興味もないことを山ほど頭の中に詰め込まなければならないわけです。そのためには効率的に頭の中に知識を詰め込む術が必要でした。

そこで見出した方法が

繰り返し学習法

だったんです。

つまりは、同じ内容を何度も繰り返し繰り返し学んでいく手法です。

なんだ、それだけかと思われるかもしれませんが

この威力は絶大で、一度読むだけだったらちっとも頭に入らなかった勉強の内容が繰り返すことで、徐々に使える知識として頭の中に入ってくるんです。

逆に繰り返さない限りは、その知識は消えて行ってしまうだけで、その時間は無意味です(人は、繰り返さなかった知識を一週間もたたないうちに殆ど消去してしまうことが科学的に証明されています)

なので、僕はこれを今でも継続しているんです。

ですから、コレダ!!と決めたライトノベルに関して、何度も何度も繰り返し読んでいます。それは、文章の参考書として。

おかげで、『ソードアートオンライン』『オーバーロード』はもう十回以上繰り返し読んでいると思います。

そうすることで、その表現だったり、文体だったりが自分の物としていつでも使える知識として入ってくるんですね。(僕の文体は、丸山くがね先生と、川原礫先生の模倣+αです)

なので、それ以外の作品は、基本読みません。

知識を頭に入れるという点においては、中途半端が一番無駄だと受験勉強を通じて学んだからですね。

一回だけ読んでも、それは知的好奇心を満たすだけで学習にはならないと思うからです(天才は別)

なので

なかなか勉強しているのに成果が出ない…。勉強している実感がわかない…。

などという人は、繰り返しその内容を行ってみる、というのがいいかもしれません。

知的好奇心は満たされませんが、そのぶん効果は絶大です。

村上春樹さんも小説を書くのにインプットは大切だとおしゃっていたように小説を書く人にとっても、またどんな人にとってもインプットは大切だと思います。

その手法

次第でその質も大きく変わってしまうんですね。ですから、たとえ知的興奮を得られないとしても、実利を得たいのならば繰り返し学習することをお勧めします。

ということで

繰り返し学習のススメでした。



今日はソードアートオンラインの10巻を読んでます。

では!!

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