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悪役の心理について

【性的暴行をする男性達】

最近やたらと、変態的な男性の犯罪事件が起きている気がするのですが、これは気のせいでしょうか。

 
今日は、”あえて”犯罪を犯した側の人たちに立って書いてみます。

 
犯罪を犯した人を責めるのは

 
超簡単

 
なので、あえて逆の視点でいきます。

 
まず思うのが、変態的な犯罪を犯してしまった人達もしょうがないよねということ。(この意見が被害者の人たちからすれば、とんでもない事だというのは理解しています)

 
じゃあ何で仕方ないのかと思うのか、ということですが

 
そこには、その人なりの苦しい苦しい、人生における戦いがあっただろうことが分かるからです。

 
おそらく、こういった性犯罪をやらかしてしまう人たちというのは

 
今までの人生の中で、何かしらの女生との関係を構築していくうえでの

 
トラウマ

 
があったに違いありません。そして、それを誰にも言えずに一人で悩み苦しんでいたのだと思います。それはそれは苦しかったでしょう。

 
ですが、誰にも言わずに一人で苦しみながらも頑張って生きてきたわけです。

 
だからといってそのトラウマから解放されるわけではありません。日々、その苦しみというのは増していきますよね。

 
だから

 
ちょっとしたキッカケ

 
を期に、今まで胸の内側にため込んでいたドロドロした醜い感情が溢れ出してしまい、そのような行為に走ってしまったのだと思います。

 
普通に人間関係うまくいっていたらこんなことはしませんからね。(一部、本当にやばい人たちは違うと思いますが)

 
誰しもふとした突発的な衝動に身を任せてしまうことは少なからずあると思います。

 
だから、犯罪者の立場に立ってみると、それも仕方ないのかなと思うのです。

 
ただ、自分で自分のトラウマと向き合うことが出来なかった。一人でただ苦しむだけの道を歩んでしまった。

 
周りに自分の内面まで見てくれるような人がいなかった。それだけではないのかと。

 
それって悪いことじゃないですよね。

 
証拠として、そういった人達が犯罪を起こした後に知人にインタビューをすると

 
「そんな人とは思わなかった」

 
と決まって答えます。その程度にしか、人と関われていなかったんですね。だから犯罪を犯してしまうんですよ。

 
結局は、その人どうこうじゃなくて、ただ単に

 
その人の内面の状態が悪かった

 
ここに尽きると思います。その人が、もし恋人もいて自分の悩みも相談できる人がいればそんなことにはならなかったはずですからね。

 
誰だって、自分から人生を悪くしようとは思わないはずです。

 
ただ、一人で訳も分からず苦しんでいるだけ。

 
ですが

 
やってしまった罪というのは、決して消えません。

 
他人は、その人の表面的な行動にしか目を向けませんから。

 
その人が何を考え、何に苦しみ生きて来たのかなんて考えません。

 
そういうものです。

 
そして、たとえどんな理由があったとしても、被害者の受けた傷と言うのは消えません。それは許されることじゃないです。

 
犯罪を犯してしまうのは、確かに仕方がない。

 
ですが、その行為によって引き起こされた被害は仕方なくありません。

 
僕が描きたいのは、この状態なんですよね。

 
この世界に、根っからの悪い人は、そういないと僕は思います。ただ、様々な要因によって苦しんでいるだけ。そうやって苦しんでいるから、つい人に害をなすようなことをしてしまう。

 
ですが、他人はそこなんて見てくれない。

 
その人の内面なんて見ることもなく、悪として見なす。

 
僕の作品に出る悪役は(悪役と言うのも少し違和感がありますが)皆このパターンです。

 
おそらく、外面だけを見て悪だとなんだと叫んでいる人は、その悪いことをした人がそういった状態にあることに気づけていないんだと思います。

 
だから、僕の作品ではそういったことも訴えていきたいです。

 
全ては、内面の乱れから起きているんだと。

 
だからといって、罪は許されるものだとは思いません。だからいかに未然に防げるかがカギだと思います。

 
未然に防ぐためには、犯罪者の表面的なものだけじゃなくて、そういった問題を起こしてしまう人の意識にまで頭を向ける事が大事だと僕は思います。

 
だから、まずは内面の乱れがこういった悪行に結びついているんだと、小説を通じてですが、訴えていこうと思います。

 
日々、楽しく生きましょう。

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