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【魔導士物語】お詫びと改稿のお知らせ

昨日更新した第二話ですが、セシル(セシリア)の年齢計算に誤りがありました(完全な作者の凡ミスです)。
読者の方から指摘があり(和歌さん、ありがとうございます!)、書き直して再アップいたしました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

主な変更部分は以下のとおりです
① セシルの年齢 十六歳 → 十二歳
② セシルの身長 百八十八センチ(ゴードンと同じくらい) → 百八十センチ
③ 士官学校 → 幼年学校(士官学校予科)

この三点を踏まえていれば、別に読み直さなくても大丈夫ですが、細かい描写が変わっていますので、気になる人はもう一回読んでみてください。
年齢が十二歳に下がったことで、身長はちょっと低くなっていますが、ご安心ください、たわわな胸は健在です!
(いや、むしろ犯罪性が増した気が……)

王国の教育制度では、小学校が義務教育となっていて、それ以上の中・高等教育を受けられるのは、中流階級以上の家庭の子女というのが現実です。
しかも、そのうちの八割方が高等小学校(中学校に当たる)までで、専修学校(高校に当たる)や大学に進むのは、本当にごく限られた人々です。

一応、小学校は六歳~十二歳、高等小学校は十三歳~十五歳と決まっていますが、家庭の事情で小学校を卒業するのが十四、五歳ということも珍しくありません。
また、同じ学年であっても、学業の進み方が均一ではなく、優秀な子は〝飛び級〟することがよくあります。

アスカ家では、もう独立して家を出ている養女のフェイが、同じように医学校に飛び級で入学・卒業しています。

士官学校はもの凄いエリート養成機関です。
かつては王都にしかなかったのですが、レテイシア女王の国軍増強計画で、四古都にも士官学校が設立されました。

しかし、それでも士官不足が解消されず、士官学校(本科)に優秀な人材を送り込むため、予科として幼年学校が新設されました。
幼年学校(予科)の卒業生は、自動的に本科に進むことができます。
つまり、士官学校は一般受験組と予科からの進学組で構成されることになります。

要するに、超エリートの道が約束されている幼年学校に、飛び級で受験して、筆記三位、実技一位で合格してしまったセシルは、超絶優秀だということです。

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