• 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他

【幻獣召喚士3】第十四話「御前会議」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16817139555777145037

そんなわけで第十四話です。

■前半はお待たせしたユニとマリウスの誕生日デートですが、ちょっとだけ覗いたという感じです。
 ツンデレな(いや、ちょろいと言うべきか)ユニが可愛いですw

 ユニがプレゼントされたイブニングドレスは、フォーマルな場で着用するもので、お城で催される晩さん会では必須となります。
 肩や背中を大きく露出したデザインが当然とされるので、ワンショルダーで右の乳房の上まで肌をさらしています。
 彼女の左肩から左の乳房にかけては、南カシルの宿屋で暗殺奴隷に襲撃された際に負った大きな傷が、生々しく残っています。
 マリウスは直接その手当(縫合)をしているので、その点を配慮して選んだのでしょう。

 ユニはひらひらした下着も持っていないので、ドレスに合った下着一式(コルセットやペチコートなど)も贈られました。
 さすがにこれはロゼッタさんが選んでいます。

■後半は帝国の御前会議です。
 御前会議は皇帝の都合に合わせて不定期で行われます。
 出席するのは原則として将官以上ですが、現役バリバリの幹部級で構成されます。
 マグス大佐は左官ですが、実質的には少将の扱いなので、出席に問題ありません(皇帝の希望であることも大きい)。

 面白いのは、現場の戦場で指揮を執っている将官は、会議の出席を命令されても拒否できることです(ペナルティなし)。
 これはいかにも軍事国家らしい制度で、皇帝の勅命よりも現場を優先し、皇帝自身もそれを是とする気風のなせるわざです。

■さて、次回はユニとマリウスが黒城市に赴きます。どうなるのかは最早見え見えなのですが、どうかお楽しみに!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する