https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16817139555055548903そんなわけで第七話です。
■戦意のないこと(軍使)、降伏の意思を示すものとして、まず思い浮かべるのが白旗ですが、これが世界共通の印となったのはいつ頃なんでしょうか?
白旗自体はローマ帝国時代からあったようですが、当時は盾を頭上に掲げる方が一般的だったとか。
日本の戦国時代では、笠を掲げたり、城の壁にかけたりするのがその印だったそうです。
笠にどういう意味が込められていたのかはよく分かりません。
本文で説明している「被り物は頭の象徴で、敵に頭部を差し出す」という解釈は、作者の創作なので信じないでくださいw
■本文で出てくる魔法の教本ですが、これについては前章の後日談「贈り物計画」で経緯が描かれています。
まぁ、簡単に説明すると、王国軍が魔法に関してあまりに無知であることを嘆いた〇〇〇〇君に対して、アリストアが
「それなら君がどうにかしたまえ」
と言って、本を書く羽目になったということです。
サポーター向け限定公開になっていますが、本編が完結後に一般公開する予定です。
■次回は戦闘回です。まずはゴードンの部隊と帝国軍の戦いとなります。どうかお楽しみに。