【第一回・存在しない夏休みの思い出大賞】結果発表(敬称略)
https://kakuyomu.jp/user_events/16817139557308497231《存在しない夏休み最高賞》
『夏休みを覚えてる?』(mizunotori)
https://kakuyomu.jp/works/16817139557961092142《これぞ夏休みで賞》
『ナナフシの女の子』(夏鎖芽羽)
https://kakuyomu.jp/works/16817139557516082234『存在しないスイカ割りの思い出』(かぎろ)
https://kakuyomu.jp/works/16817139558429276064《これは夏休みなので賞か?》
『夏休み、嘘旅行日記』(シャル青井)
https://kakuyomu.jp/works/16817139558355021805 この度は気まぐれで開催した自主企画「第一回・存在しない夏休みの思い出大賞」にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。どれも各々の夏休みを小説という媒体で楽しんでいて、夏休みという題材に向ける思いも多様なんだなと感じることができてとても面白かったです。
自主企画ゆえ、独断と偏見で受賞作品を選ばせていただきました。何の権威もないですが、実在する夏休みの思い出として受け取っていただければ幸いです。以受賞作品へのコメント。
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『夏休みを覚えてる?』
“存在しない”夏休みではなく“存在しない夏休み”という切り口から書かれたひと夏の思い出であり、二人だけが覚えている夏休みという状況設定からラブコメに組み立て、短い尺にまとめあげた技量が見事でした。夏休みならではと感じられたため、今回最高賞に選ばせていただきました。たいへん面白かったです。
『ナナフシの女の子』
夏休みの思い出として小学生の頃のサマーキャンプをチョイスするところから夏休み度が高く、昔の記憶ゆえ興味の強い部分だけしっかりと描写される点などがリアリティを感じさせてきて素晴らしかったです。時によって綺麗な思い出となっているんだろうなぁと思いました。
『存在しないスイカ割りの思い出』
ハイレグを着たバイデンの時点で「負けた」と思いました。一方的にコメディの師と仰いでいるかぎろさんの作品なのでそりゃツボにはまります。滅茶苦茶笑わせてもらいました。
『夏休み、嘘旅行日記』
企画を考えた時点で「胡乱なの来てくれねぇかなぁ」と思っていた僕の心を見事に満たしてくれました。夏を感じさせるうえで、夏休みなのかと問われると「こういう夏休みがあってもいい」としかいえない絶妙な塩梅でした。
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来年も気が向いたら第二回を開催するかもしれませんので、そのときはまた参加していただけると嬉しいです。
あらためて、たくさんの参加ありがとうございました!