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連載更新、今週末になります

 一週間も空きますが、今週末更新となります。

 いつものペースなら週半ばに連載を更新し、週末に更新なのですが、まあ簡単に言うと体調不良により一文字も書けませんでした。

 崩れ落ちたい。胃腸炎で安静中です。涼しくなり冷房負けしたのかもしれません。

 これからの展開ですが、覇者としての外交がはじまり、幼君がきちんと政治デビューしていったり、覇者的な外征したりと、晋がやりたい放題する流れです。

 わあ☆順風満帆

 ようやく、苦労続きの郤缺も報われるというものです。良かったね。先日、たまたま初期の郤缺を久々に読みまして青臭いな! てなりまして、一応進化してるようだ、と安堵しました。あと欒盾にゴリゴリするのはこの前がラストにしてもらいたい。自分のほうが息子として凄いもんマウント恥ずかしい。

 さて。作品中に賄賂の話が出てますが、当時、貨幣がございません。ゆえに、物品です。玉璧は今で言えば金の延べ棒レベルであり、また祭事にも関連するので最高峰の賄賂です。

 他、多いのは人間です。奴隷は当時の財産でかなりウェイトが重く、頻出しています。殷周革命は元々、奴隷財産問題で起きた戦争です。

 当時の奴隷は農奴のような家畜同然のもの、歌舞音曲の技術職、戦闘に秀でたもの、知恵者と様々見受けられ、このあたり地中海あたりと変わらないですね。

 奴隷は昔から管理していたもの、戦争での獲得物、自分もしくは家族による身売り、などかと思われ、自分で身売りした賢人を買う男の話もあります。

 賄賂で他にあるのは羊、牛など生産動物兼いけにえ動物もあったかと。むろん、絹で作られた服や上等な毛皮も。平安時代に受領などの地方貴族や武士が殿上公家に贈ってた付け届けなんかを想像するとわかりやすいかもしれないです。

 大国のうち、秦、晋、楚は東国より文化として洗練されてません。東国からの賄賂は文化の粋があったでしょう。結果、楚の大臣たちはしゃぶりまくり、晋も後年、しゃぶりまくる大臣が出始めます、有名なのが士会の孫です(笑)

 そうそう。大国で唯一文化の発信地の一角を担う、最初の覇者、斉。この東国の雄もそろそろ話に絡む予定です。まあ、この時期はちょっぴりですが。

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