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第一楽章完結です!

本当は10万文字で収めるつもりだった第一楽章、まさか20万文字になるとは思いませんでした。
執筆終了間際、さらにオーバーランしそうで、ヒヤヒヤしたものです。

本当に、秋葉家は登場、未登場含めじゃじゃ馬です。
中でも凛はとても生き生きしていました。暴れてたといっても過言ではありません。
そもそも、凛に歌姫の設定など最初はなかったのです。
ただ、不幸だった少年が幸せになる物語……。
そこから違法になる要素を排するための、年齢設定が付与されました。

そこで、性格が歪んでいなかった理由が必要になったのです。
それが、学校でした。友人はいなくとも、先生などに可愛がられていたのであれば、まっすぐ育てるかも知れない。だから、学校が好きだった描写を加えました。
他にも凛が歪まなかった理由は、弟の涼にもあります。でも、涼は性癖が歪んだんですけどね(^_^;)

そこで、作者はVTuberの勉強を始めたのです。

これまではなんとなく見ていたVTuber。でも、見てみると人気の方ほど歌を歌ってらっしゃる。
だから、人気になるにはその要素は抑えなくてはならないと確信しました。
その時に出会ったのが、圧倒的な歌唱力を持ったVTuberの方です。圧倒され、熱をいただきました。
そのせいでしょうね。とても影響されました。

さて、本作品の着想のきっかけは「ママ」という一語に全て集約されます。
ここまで、ママに注目した作品はほかにないんじゃないかな……と思ってます。
ですが、あくまで主人公は凛です。
この第一楽章では、凛の英雄化を目標に書きました。

凛の人生は本当に執筆中寝ても覚めても妄想していました。
過去に歪まない範囲で不幸を詰め込んで、本編中には幸福を全力で詰め込めたつもりです。
まぁ、不幸エピソードも出てしまったのですけどね……。

さて、一番苦心したのが、凛の復活を秋に合わせることです。
秋は本作で豊穣の象徴として扱っています。
だからこそ“秋”葉家という命名にしました。
ちなみに、秋葉リンは……実は漢字が当ててあります。秋葉燐です。
赤燐、マッチの発火材に使われるものですね。これをイメージしました。
ついでに言いますと、七瀬凛は願いを込めていません。自由たれと思って込めませんでした。
実際、自由すぎてプロットを何度も書き直す原因になったのですけどね。
もう、作者大満足です。よくぞ暴れてくれた!

逆に願いをガッチガチに込めたのが満です。
終わらない豊穣の季節に輝き続ける、導きの月。それが満の命名理由です。

第一楽章の最後までお楽しみくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして、明日からは第二楽章です。どうぞ、よろしくお願いします。

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