というか、エピローグ的なあと1万字がうまく書けなくて、
こないだ買ったBLを繰り返し読んでおります。
いやあ、いいなあ!
わたし思ったのは、男とか女とか、年齢とか立場とか、
そういうのはどうでもよく、こういう微妙な感情を描いた作品が好きだなあ
と思うのです。
でもって、エロなシーンはあるのですが、
なんていうのか、そこは恋愛とは切っても切れないシーンだとわたしは思うのです。
いわゆる少女小説の溺愛ものだと、エロはNGで、胸きゅんがいいんだよね。
そういうのなら書けるかなあって思ったけど、
(恋愛当事者でなくなったら、胸きゅんも読めるようになったから)
でも本当に書きたいのは、深い心の襞みたいなものだと思った。
その、深い心の襞みたいなものっていうのは、結局のところ
今書いているミステリーにも出てきていて、ミステリーなんだけど
わたしはそういう情動みたいなものが書きたくて、物語を書いているんだなって思う。
ところで、BLのエロなシーンは、へえええええって感じで見ています。
だって未知の世界だし、体験出来ない世界だから。
あと、保健室とかでやっていたら、汚れちゃうよねえ、どうすんのー
とか、くだらないことを考えました。
*
「新しい発想」という言葉をよく聞くんだけど、
わたし、そうそう「新しい発想」て生まれないと思っているのです。
どんな作品も、何かしらの型にあてはまる。
何年か前にすごく流行った『鬼滅の刃』もよくある話だなあって思ったのです。
あれがよかったのは、時代設定と、「妹をたすける」という家族愛が描かれていたからかな、と思います。
それぞれのキャラに、それぞれの泣ける過去が描かれていて、それはよくある手法だよね。
でも、よくある手法がうまくはまっておもしろいってこと、あると思う。
「すずめの戸締り」もおもしろかったけど、やっぱりある型の中の話だと思った。
でも、その型の中での描かれ方がよかったなあ。
たぶん、膨大な物語を読んだり見たりしてきているので、
いろんなものに影響を受けていて、「うっかり似てしまう」ってことも
わたしにはある、と思う。
この間、『源氏物語』の「桐壺」を読んでいたら、そうそう、こういうのが好きなんだよおおお!
と。
「天翔る美しの国【零の巻】――あなたしか、見えない」
https://kakuyomu.jp/works/16817330666113498321そっくりです(笑)。
いや、世界に誇る日本文学にそっくりなんて、おこがましい。
しかし読めば読むほど好きです、「桐壺」。←オタク
それで何が言いたいかと言うと、王道の型とか、よくある話でもいいんじゃないかなってことです。
肉付けとか、登場人物の設定とか、それから文章で、全然違うものになるから。
わたしには特に文章の力を大事にしていて(読む場合ね。自分の文章は読みやすいだけで、個性ない)、文章力のある方は実に羨ましいです。
この羨ましいっていうのは、妬ましいではなくて、きらきらしていて眩しくて嬉しい感じです。
わたしもそんなふうに、印象的な文章を書けるようになりたいなあ。
それから、感情の機微がうまく書けるようになりたい。
でないと、恋愛小説書けないなあ、と思う。
*
カクヨム二年目は、10万字を超える作品を幾つ仕上げることが出来るか、にチャレンジしたいと思います。
やはり、「完結」したものを書き続けないとうまくならない気がする。
そんでもって、わたしは逃げてしまいがちなので、
カクヨムのみなさんに慰めてもらいながら(!)、頑張ろうと思うのでした!!
【昨日の近況ノートに補足】
カクヨムさんからギフト、というのは、「はじめてのギフト体験キャンペーン」に参加して下さった方が、わたしの名前を書いて下さり、それが当選したってことです。
ううう(嬉しい!)(感涙)。
もしかして誤解させる書き方だったかも?
と思って、補足説明しました。
とてもとても嬉しかったのです!
わたしもやっておけばよかったなあ、と思ったけど、たぶんそのころ何かで忙しくて気が回りませんでした。
にゃ。
*****
では残り1万字、書くためにまずは読み直します。
それから、お返事もゆるゆるとします。
GWって、あんまり関係ありません(涙)。