西しまこ

ハーネスの話を近況ノートに書こうと思って、バスに乗っていた。
ふと、斜め前に立っている２０代女性の爪が目に入った。

魔女の爪だっ！！！！！！！

魔女の爪がしまこの脳内を支配し、ハーネスのことは飛んでいった。
すごいっ。
シルバーの尖った爪！！
指から２センチくらい出ている！
爪にもいろんなものがくっついている！
全部の指に指輪っ。

魔女の爪、邪魔じゃないのかなあ。
少なくとも料理は出来ないよね。
野菜に爪が刺さるし、肉はきっと爪と指の間に入って取れないだろうし。

……あの爪で、ボタンはめられるのかなあ。
あっ。
でも裏返しでも難なくボタンはめたひともいるし。←あっ。

……あ！　
スマホしてる！　スマホは出来るだ！
へえ。爪じゃなくて、ちゃんと指でタップしてる。

しかし、あの尖り具合、どう考えても魔女の爪だよねえ。
……ビニールに穴あきそうだなあ。ぶすって刺さって。

あ。
下りるバス停になっちゃった。

あ。
ハーネス。

……ハーネスより、実に興味深かったのです！


＊

「その手を離さないで」https://kakuyomu.jp/works/16818093073713860983

まずはほんわかで書きました！
「はなさないで」

このコメントで「子どもにつける迷子防止紐＝ハーネス」について
書かれたかたが何人かいらっしゃいます。
要するに犬についているあの紐を幼子につけるのです。

わたし、これ、反対ではないです。
だって、突然いなくなるんだよ！？　まじで。
一瞬の出来事です！
だから、使えばいいと思うのです。

我が家が使わなかった理由は、「ハーネスを脱いで消える」からです。
やばいです。
お会計しているときに脱いで脱走されて以来、「こりゃだめだ」と思いました。

「ままをさがしに」https://kakuyomu.jp/works/16817330654184829326
これねえ、次男の話なんです。
まだ２歳くらいの次男くんが寝ている隙に、長男のお迎えに行ったら
玄関のドアを開けて、勝手に外にわたしを探しに出たのです。

玄関の鍵はね、二つあるんです。
上の方は手が届かないはずなんです。
ええそうです。
椅子を持って来て開けました、彼はΣ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ



子どもって、思わぬことをするというお話。
今日も生きていて、よかったな。
うん、生きていればいいや！（結論）

＊

KAC参加作品
「そしてわたしは肉が食べられなくなった」https://kakuyomu.jp/works/16818093073647056478
「夕暮れは手をつないで」https://kakuyomu.jp/works/16818093073512833069
「探しもの」https://kakuyomu.jp/works/16818093073460343708
「木箱」https://kakuyomu.jp/works/16818093073352232024
「ちーちゃんの黒い箱」https://kakuyomu.jp/works/16818093073392918691
「幸福な家」https://kakuyomu.jp/works/16818093073081711935
「ケーキ屋さんで」https://kakuyomu.jp/works/16818093072984331871
「化粧品」https://kakuyomu.jp/works/16818093072992626101


「異世界でドラゴンをかう、ペガサスもかう、えーと次は何だっけ？」
https://kakuyomu.jp/works/16817330654897114257
あと２話で３章完結です！
４章は書き次第、投稿します。

朝の７時には、このあとは「黒しまこのつぶやき」が投稿されます。
出来心で書いちゃったやつです。
えへへ。


ではでは！
あ。
魔女の爪で生活している人がいたら、教えてください！
ボタン、はめられるの？　とか聞きたいです。
トイレはどうしているんだろう？　とか。
いろいろ不思議です（真面目）。