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自分の部屋が欲しいとお知らせと、夜中の中原中也

ベッドと机がある、あの部屋である。
そうだ、ベッドが必要だ!!
と、夫が出張でいない寝室を一人で堪能するわたし。
ごろごろしたり本を読んだり、ふとパソコン開いたり。
わたしはわたしの部屋が欲しい。

ちなみに、わたしの部屋になるはずだった図書室は
作り付けの机を作り、ソファを置こうかな、とか夢を膨らませておりました。
在宅勤務に奪われ、ずっと恨みに思っているのです。
結婚する前からずっと、
わたしはわたし一人の空間と時間がないと駄目なんだ
と、ちゃんと言ってあったのに。

子どもが小さいうちは一体化していたので、自分の部屋は活用出来ません。
子どもが大きくなったら使おう! と思っていたのです。
まあその「大きくなったら」が「中学生になったら」だったなあ、ということでして。
そのころには在宅勤務でもうわたしの部屋は奪われておりました。

そんなわけで、寝室とウォーキンクローゼットが一体化しているこの部屋を
わたしのものにしたいな、と妄想中。
ただでも、旦那さんが在宅勤務だと、なぜかベッドでぐうぐう寝ているので
大変微妙なところですが。

ああ、でも。
出張でいないと、なんか気持ちがのびのびしていいなあ。
子どもたちはみんな自分の部屋。
わたしも寝室。

わたしはそういう感じが好きです。


*****

「幸福な家」https://kakuyomu.jp/works/16818093073081711935
わたし、実際にこういう内覧に行ったことがあるのです。
モデルルームみたいにきれいでした。
そして、友だちのうちにも行ったりするのですが
やはりモデルルームみたいにきれいなのです。
えーと、しまこには無理です……(チーン)。
うちは物が多いからなあ(特に本が)。
そんな思いから書きました。


「異世界でドラゴンをかう、ペガサスもかう、えーと次は何だっけ?」
https://kakuyomu.jp/works/16817330654897114257
仕込み終わりました!
予約公開、間違っていないと思います(今日はすみませんでした!)。
3月17日で3章は完結です。
4章は、書き終わったらまた一気に投稿しますね。
4章はどんな感じかな? ドラゴン、楓、あたりかな、と。
毎回食べ物を何か出す、と決めているので、何にしようか、それも考え中です。


さて、黒歴史を書きました。
仕込みも終わりました。
「黒しまこのつぶやき」にサブタイトルがつきます。
いつ、公開しようかなあって思って、とりあえず、3月18日から公開することにしました。
全5話です。
締め切りに間に合います。
……。
これね、書いていいのかなあ、とちょっとどきどきしています。
あんま黒歴史っぽくないと思ったのですが、ラストが十分黒いなあって思いました。
それから、黒しまこが炸裂しておりました。
でもって、6000字では書ききれないことがいっぱいあって、大半書けませんでした。
が、まあいいでしょう。
ほほほほほ。
後日読み直して、まずいなあって思ったら、公開しないかも。
いや、だいじょうぶなように書いたんだけど。
不快になる方がいたら、ごめんなさい……(小声)。


******


   わが半生


私は随分苦労して来た。
それがどうした苦労であったか、
語ろうなぞとはつゆさへ思はぬ。
またその苦労が果して価値の
あつたものかなかつたものか、
そんなことなぞ考へてもみぬ。

とにかく私は苦労して来た。
苦労して来たことであつた!
そして、今、此処(ここ)、机の前の、
自分を見出すばつかりだ。
じつと手を出し眺めるほどの
ことしか私は出来ないのだ。

   外(そと)では今宵(こよい)、木の葉がそよぐ。
   はるかな気持ちの、春の宵だ。
   そして私は、静かに死ぬる、
   坐ったまんまで、死んでゆくのだ。




「在りし日の歌」中原中也





わたしの手元にあるのは『中原中也詩集』(岩波文庫)なんです。
今見たら、大岡昇平編って書いてあって、感動しました。

4件のコメント

  • 一人部屋は欲しいですよね。
    私も自分の部屋が欲しいなと思っていますが、家庭的にも経済滴にも当分は無理そう.....ということで。

    せめてもの悪あがき!
    リビングの隅っこの壁に段ボールを置いて一人部屋として使っています((笑。
  • 那須茄子さん
    わたしは、もう使わない布団や服などを捨て、
    そこをわたしの場所にする計画です!
    今はリビングの机でいろいろしているのですが
    どうしても片付けられないので。
    ダンボールの仕切りもいいですねえ。

    工夫して頑張ります!!
  • 中原中也と石川啄木、どちらが苦労されたのかなぁ(「苦労」という極めて主観的なものを数値化して比較してみたいなぁ)・・・などとしょうもないことを考えながら眠ります。

    追伸 盛岡の「啄木新婚時代の家」に行ってみたら、(現代人の感覚だと) 想像以上に「立派な家」(庭付一戸建?) だったので少し驚いた記憶があります。
  • 無名の人さん
    苦労のベクトルがどう違ったのかな、
    「苦労」の意味はどのようなものかな、と思ったりもします。
    盛岡の啄木の家! 行ってみたいです。
    そういうものを見るのが好きです。
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