十六夜咲夜

二つ名:紅魔郷のメイド、完全で瀟洒な従者、完全で瀟洒なメイド、危険な手品師、小夜嵐のメイド、紅い悪魔のメイド、悪魔のメイド、電光石火のメイド、吸血鬼のメイド
能力:時を操る程度の能力
テーマ曲:メイドと血の懐中時計、月時計〜ルナダイヤル、フラワリングナイト
紅魔郷のメイド長。髪型は銀髪のボブカットであり、もみあげ辺りから三つ編みを結っている。 また髪の先に緑色のリボンを付けている。
瞳の色は、作品によって赤・茶色系統(『紅魔郷』)もしくは青系統(『妖々夢』)。 身長は、『妖々夢』時点でのZUNの回答によると「高」(=10代後半以降程度の身長)。
服装は青と白の二つの色からなるメイド服であり、頭にはカチューシャ(ホワイトブリム)を装備している。裾の長さは作品によってそれぞれ異なるが、基本的には膝上丈~膝丈程度である(ただし『香霖堂』ではロングスカート)。
作品によって細かなデザインは違うが共通点は襟・肩のひらひら・メイドカチューシャ・帯・前掛け(エプロン)が白で、下の服が青色である。また、腰に銀色の懐中時計を下げていることもある。
時を操る程度の能力とあるが空間も操ることができる(神主曰く時間と空間は密接に関わっているからだそうです)。紅魔館や地下図書館の空間をいじり拡張したりしている。他にも時間を止めるだけでなく加速したり遅くしたりもできる。彼女のスペルカードの一つに傷魂「ソウルスカルプチュア」というものがあるがこれは自らの時を加速させ両手のナイフで相手を切り刻むというものである。またリンゴジュースの時を加速させりんご酒を作ったりもしている。
彼女は十代後半を自称しているが実際の年齢は十代前半(おそらく時間停止を多用しているため周りとの時間感覚がずれていると考えられる)
「完全で瀟洒」の二つ名どおりメイドとしての仕事は完璧かつ気品に満ち、従者として非の打ちどころがない。
欠点としては、厭世的で人間を避けがちで、また刹那的で目の前の問題に集中しようとする傾向があり、『花映塚』では映姫にその点を指摘されている。
少しズレた思考を持つマイペースな天然系キャラでもあり、脈絡なく話題を切り替えたり、妖々夢でアリスに自分の心配をするように言われて何故か服の替えが三着しかない事を心配しだし、『永夜抄』では主人にツッコミを入れられまくり(余裕なのか素なのか?)。
他にも妖精を捕まえるのになぜか瓶詰めにしようとしたり、独自の解釈で毒入りの紅茶を主人に出す、ネーミングセンスが個性的だったり、『香霖堂』では惚けた様子で周囲を困惑させ、珍しい物を集めるのと怪しげな(見た目普通)創作紅茶などを趣味としているなどなど、中々のとぼけぶりを発揮する。
勘は鋭いらしく、隠れている光の三妖精に気付いていたり、難解な香霖堂店主の意図を察知するなどの面がある。射命丸文によれば、「幻想郷の人間の中ではしっかりしている」と評判であるという(『文花帖』)。
苦労性なのか自身で館内の空間を拡張しておきながら掃除が大変だと愚痴を漏らしたり、
役に立たないからと妖精メイドたちの仕事まで一人で引き受けてしまったり、
宴会の用意を一人でしながら気を遣わせないようにその姿を隠したりしている。
主であるレミリアには絶対忠実。
ただ、主人に意見する事も多々あり、時にはマイペース発言で困惑させたりなどの描写が見られる。
『儚月抄』や『三月精』等ではレミリアからの鋭い言葉に見事に切り返してみせる息の合った様子も見せた。
『萃夢想』では自身の(メイドとしての)スタンスを語っている。萃香の「宴会ではいっつも調理と片付け役に徹してたわね。えらいえらい。でも、誰もその事に気が付いていないわ。誰もあんたに感謝はしていない」という言葉に対し、咲夜は「みんなが盛り上がっている時に片付けをするのは、失礼だと思わない? だから誰にも気が付かれないように片付けするの。誰にも気を使わせない。そう在るべきなのよ」と、感謝や名誉を求めず尽くすという姿勢を明かしている。
同作品でレミリアはそんな咲夜に対し、仕事ばかりではなく心の余裕を持って欲しいと語っており、強制的に休ませるなどしている。
料理の腕は皆から絶賛されるほどで、ZUNによれば投げナイフの腕と料理の腕は比例するらしく、そのため彼女は料理も上手いとか。
ナイフの腕は36m離れた場所のりんごに正確に命中させるほどである。
二次創作において:忠誠心が高くなりすぎて変態化、主人がロリキャラであることからロリコン化したりしている。紅魔郷、妖々夢で小さかった胸が萃夢想では人並みの大きさになり、永夜抄で元のサイズに戻った事で生まれた二次設定PAD長も有名である(萃夢想の咲夜はZUN氏が描いたものではなくこの設定は公式ではない。ZUN氏の描いたキャラで巨乳なキャラは彼岸の死神くらいである)

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