白銀隼斗

短いなかに折りたたまれた、不気味な物語。安定した文体と、そこに僅かにある崩しが、物語と雰囲気を引き出す、いい隠し味になっている。 さくっとホラーを体験したい人にお勧めな作品だと思う…続きを読む

軽快な文体で綴られる物語は、キリストとSFを合体させた妙な世界観によって支えられている。テンポのいい話の流れのなかに、しっかりとした骨組みがあり、読んでいて楽しい。

独自の文体で綴られる、和と現代が融合した新感覚の小説。その軽めの文章に隠れた、しっかりとした設定とアクション描写は、見る者を魅了する。小説という枠組みに畏まらず、ライトな心持ちで読…続きを読む

全てのおっぱいは全ての生命体を支える、偉大なるおっぱいである。以上。 もう何が何だか分からない作品だけど、なんだろう、謎に共感出来てしまう自分がいる。 ﾊｧｰ!!!　ｵｯ…続きを読む

読みやすい長さ、そして巧く纏められた本文。 犯罪に関わることから、少し面白いものまで、幅広いネタを扱っており、ちょっとした時間に、パパッと気になるものを読む事が出来る。 但し、作…続きを読む

どちらかに振り切ったものでもなく、どちらかに寄り添ったものでもない。 常に微妙なところを突いてくるその文章に、何時かは心に来るものがあるだろう。 幸せを感じるか、虚しさを感じるか。…続きを読む

「おに」の視点から描かれる、「ふえ」を介しての静かな物語。美しい音色が聞こえてきそうな、然し何処か儚さの漂う作風に、感慨深い何かを感じてしまう。

日常的で引き込まれやすい文体。そこに突如として現れた“彼女”との短い物語……。 主人公の反応も人間らしく、無駄に細かすぎない丁度いい塩梅の描写で、すっと物語が入ってくる。 のだが…続きを読む