【読む前に”主人公の性格”を予想】
シンギュラリティとは、技術的特異点(ぎじゅつてきとくいてん、英語: technological singularity)、またはシンギュラリティ (singularity) とは、未来学上の概念であり、人工知能(AI)自身の「自己フィードバックで改良、高度化した技術や知能」が、「人類に代わって文明の進歩の主役」になる時点の事らしい。
(ウィキしらべ)物語の概要は詳しく書かれている為、どこを予想しようか迷ったが…。主人公は、青年だろうか。あらすじの感じからは、頭の回転が速く、信念を貫くような人物ではないかと予想する。
【印象に残った、感動、凄いと感じた部分】
クライマックスから始まり、事の発端へと進む流れ。この書き方は、理にかなっている。研究自体を物語として伝えるには、一番伝えたいことを頭に持ってくるのが一番分かりやすいからだ。ラストまで読んでいるわけではない為、この後二転三転という可能性は捨てきれないが、物語の特性上、プロローグの部分は物語の核だと言えるのではないだろうか?伝えたいことを伝えるためには、どのような構成にするべきか、綿密に考えて作られたものだと言う印象が強いので、この作者はとても頭の良い方なのではないかと感じた。計算された構成。そこが凄いなと思う。
【自分が主人公の立場だったら】
この主人公は、順応性が凄いなと感じた。もし、同じ立場だったら、とりあえずパニックになるのではないかと。目の前で、信じられない光景が繰り広げられていたら、二度見して、見なかったことにするかも知れない。こんな風にいつも冷静でいられる人は、多大なチャンスを掴むことになるのだろうな、と学ぶことは多い。
【物語のその先を妄想】
どうなるのかは、あらすじに書いてあるので、ラストを予想してみたいと思う。考え方は、シンプルに二種。主人公は死なない説と、作者が伝えたいことを伝えるためにバッドエンド。筆者コメントは通常抜くのだが、何を伝えたいのか、そこに込められてるためそのまま引用させてもらいました。娯楽ではなく、予知。そう考えると、人類への宣告。危険予知。そんな印象を受けるので、バッドエンドになるのではないかと、予想します。