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君と僕のガラクタだった今日に虹をかけよう を読んでの感想

エッセイで語ろうか悩みましたけど、近況ノートの方にします~

神楽耶 夏輝さんの「君と僕のガラクタだった今日に虹をかけよう」です~




【まず思ったこと】

NTR物でなくって良かった、ですね。

次いで、作者さんの書きたいことと、読者が求めることが微妙にズレていると思いましたよ。




【こうすればもっと人気でるのにな】

まず、作者さんの書きたいことで述べてみますね。


・ヒロインは主人公のことが好きだった、とした方が良かったと思いましたよ。
 
 例えば、家が貧乏で困窮していたので、お金持ちのクズ男を選ぶしかなかったとしたら、ループを繰り返すとヒロインへの同情が高まったし、謎解きの楽しさも高まったですね。



次は、読者目線のを述べてみますよ。


・シーズン2からで良かったです。

 ラブコメや恋愛物へ読者が求めるのは、主人公とヒロインの恋模様だからですよ。
 そうするとシーズン1は恋愛要素が少な目でしたので、シーズン2みたいな方が人気でたと思うのです。


・シーズン2の告白から距離が近づいていくの良かったです!

 ここを前面にだした方が好物でしたよ。読者はこういう方が楽しめるのですよね。


・ラスト近くの盛り上がりポイントは、クズ男の結婚でなく、主人公とヒロインの運命カードにしたほうが楽しかったかも。

 ラスト近くまでで、クズ男とは一応決着ついていたので、運命カードを掘り下げたほうが良かったかなと思いましたよ。



【まとめ】

クズ男はもっとハッキリ断罪したほうが、カタルシス感じましたね。
ヒロインを自殺まで「何度も追いつめた」ので、可哀想と思いませんでしたし、コロコロしても良いのでは? とまで思ってしまいましたよ。

もっと「ざまぁ」を意識したら良かったのかな。う~ん、惜しいです。

アイディアは俊逸。そこの見せ方ですね。それだけでかなり人気でると思いました~

好き勝手言ってごめんなさいです。

2件のコメント

  • ムーミンさんありがとう〜♡
    (*´∇`*)

    読むの早いわねぇ…

    なるほどぉ〜
    クズ男の断罪は、弱いのは作者も分かってはいたかなぁ〜
    アタシも断罪弱いと思ったし
    ハナシの構成上で積極的に断罪に動けなかったかなとは思うけどね

    作者としては、恋愛をベースにしつつ人間ドラマを紡いでいる感じなんだと思う
  • お出かけから帰ってきて、午後から夕ご飯まで読んでいました。
    文庫本1冊、だいたい10万字くらいを1時間半~2時間で読んでいます。作品は20万字ほどだったので、3時間半くらいでした。

    一気読みしたので、それだけ面白かったのですよ。


    断罪は弱かったですね。物語内的には(最後のループでは)ヒロインに危害を加えていませんでしたけど、読者からすると何度も自殺まで追いつめましたし、トラウマまで植え付けましたから。

    そう考えると、クズ男に何も危害が及んでいないような感じは弱いです。納得しない読者はいたと思いましたよ。

    そうですね構想的に動けなかったとは思いました。だからこそ運命をカードに見立てていたので、そこを掘り下げたら、クズ男へのカタルシスは高まるし、オリジナルティも高まって人気もっと出たはずですよ。

    カクヨムのシステム的なのか、両得みたいな作品よりも、単純な方が★を得れるような気がするのですよね。

    とは言っても、読んでみて「後ほんの少し」でもっと人気でる作者さんだと感じました。
    アイディアは俊逸。ほんの少しなのですよね。もっと人気でて欲しいな。
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