エッセイでは理屈をこね回すので、たぶん理系人間だと思われていそう。
だけどちがうのですよね。電波な人間の方が近いです。
自分で感じていることを言語化できるようになったのは、たぶんここ数年のこと。
それまでは自分のことを上手く伝えられなくって、親にすら理解されなかったです。
まあ今でも100%伝えられていませんけどね。
そんな私が理屈をこね回すのは、言い負かされてきたからです。
自分では「正しい」ことなのに、上手く伝えられないというか、感じたまま言えば伝わると思っていたのですよね。
例えば満月のことを「神々しくも哀しみをたたえた美しい星」と言えば、ああ満月のことを言っているのだなと、わかってくれると信じていたわけです。
そんなのわかるかぁ!と気づいたのは、そんな前のことではないのですよね。
それまでメチャ孤独でしたよ。
というのは親に「お前はダメな奴」と洗脳のように言い続けられて育ったから、他の人は「私よりすごく優秀なんだ」と信じていたのですよ。
私より優秀なんだから、わかって当然と思っていたのですよね。うん、そりゃ嫌味な奴と言われるわけだ。
私ができることは、他の人だと余裕でこなせると信じていたからね。
とまあ私的には、他の人から理解されないし、まちがったことを数の暴力で「押しつけられる」がすご~く悔しかったのですよ。
なので「こんちくしょう…… ならお前たちの土俵に立ってやるよ!」と学んで身に着けたのが理屈なのです。
ちっとも理系人間でないのですよ。むしろ邪悪系?
感覚派なので、自分でも何でそう感じるのか、すぐ言語化できなかったりします。
言語って他の人にわかって貰えないと意味ないですよね。それが難しい……
あと作者さんの中には「気味悪い」と思う人いそう。
前書きましたけど、なんだったかな「あんまし深読みしない」だったかな。
人の顔色を気にしながら生きてきたので、なんとなく気持ちが伝わる。それって心を疲弊させるので、深読みしないようにしている。
けれども深読みすると、先を見透かすようなことをやっちゃう時あるので、それが気味悪いと思われそう。
なので抑えているのですよ。これでも気を使っています。