作者さんは見ないと思いますけど、読んでの感想を書きます~
せりざわさんの「美少女モデルのAliceは今日も片想い」です!
【まず思ったこと】
惜しいな、ですね。
コメントで「なんで書籍化しないのか?」とか述べている人がいましたね。そのくらい良い作品なのですよ!
【こうすればもっと人気でるのにな】
作者さん自身、書籍化を目指していたのと、★1,000近い作品なので、あえて辛口で言います!
・主人公には序盤(3~4話以内)でヒロインへ「ちょっと良いかも……」という「恋の匂わせ」があったほうが良かったですね。
序盤、主人公がヒロインへ辛辣でした。ラブコメなので読者がみたいのは二人の恋模様。なので、主人公が恋に揺るいでいるほうが楽しくなったと思うのですよ。
・主人公の抱えている秘密(ヒロインが恋した役者であること)を、さっさと明かしたほうが良かったですよ。
秘密を明かさないので、ヒロインがライバルに取られるのを防げない。そんな展開だったけど、理由が「言う機会がなかった」では弱かったです。
主人公が弱くみえるので、もっとちがう理由(ファンが押し寄せ、母親に迷惑がかかるとか)を前面にだしたほうが読者は納得したはずですね。
・ヒロインがライバルにトキメイたのは止めたほうが良かったですね。
読者が混乱するからですよ。「ヒロインは一途であること」が求められる一因は、ヒロインは誰を好きなのか?がハッキリするからです。
ヒロインが主人公以外にトキメキてしまうと、ヒロインは誰が好きなのか? 二心ありか? と混乱するのですよね。それは読者の楽しむ気持ちを邪魔するのです。
序盤なら挽回できますけど、主人公と付き合いはじめてからだと取り返すの難しいと思いますし、実際、読んでいて最後まで完全に払しょくできなかったです……
【まとめ】
「美少女モデルのAliceは今日も片想い」は★が1,000近い作品なのですよね。
そんな人気ある作品がより高みへとなると、どうしても辛口なことを書かざるを得ませんでした。もし作者さんがコレを見たら、ごめんなさい……です。
面白いですよ。この作品は40万字ほどなのですけど、私はほぼ一気読みしました。そのくらい読者を夢中にさせる魅力があるのですよ。
だからこそ、惜しいなのです。ほんの少しのことで、もっと人気でたでしょうし、書籍化しても可笑しくないと思いました~