お疲れ様です。
いつも読んでくれてありがとうございます。お陰様で続いています。
さて、新作の技術論っぽい小説のご紹介です。
「【ねくろん式】キャラクターに命を吹き込むには?」
https://kakuyomu.jp/works/16817330653565161031こちらはアニメーションの制作技法を、小説技法に移植するというコンセプトで書かれた、野心的な技術論です。
主な要素はディズニーの12の原則。
そして1934年 - 1976年にかけて活動した「ナイン・オールドメン」と言われる、伝説的なアニメーター、ミルト・カールのある言葉からです。
「僕らのアニメーションは他の誰のものとも違う。見るものを納得させられるんだ。ものには重さが有り、キャラクターは筋肉を持っている。だから現実と見まごうような映像を作れるんだ」
しかし筋肉がどう動くか、その正確性が面白さを担保するわけではありません。
現にミルト・カールも再三「パフォーマンス(演技)に集中するんだ」と言っています。
もし正確なのが見たくてたまらないなら、Youtubeは人や動物の歩行を横から写しているものばかりになるはずです。
必要なのは「演技」です。いいかえればパフォーマンスとなります。
見せたいのは何か?そしてどうするのか? このお話は、その点に注目した内容です。
アニメーションは人を描きますが、それは内から外に発せられたものを映像化し、外から内へ理解させる方法です。
アニメーションがする、「内から外に表現する」というのは、小説でも本質的には変わりありません。
これはきっと使える(というかこれしか知らない)と思い、キーボードに向かいました。
人物やキャラクターの内面をデッサンし、どう表現して文章に落とし込むか?
これまでの絵と文の経験も踏まえ、その方法論を自分なりに著述したものです。
最期までお付き合いいただけると幸いです。
ではでは!