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「グリ魔」第十二章の小話 その3

第十二章は今日公開の第11話で終わりです。明日から「Ⅲ.」で第十三章が始まります。
第十三章は色々ありすぎて色々言いたいんですが…今は、黙っておきます…。

◇第5~8話 嘘つき夢魔の目 について
https://kakuyomu.jp/works/16817139556036362089/episodes/16817330649364727729

アランを悩ませている才”嘘つき夢魔の目”に関わるエピソードを、ここで消化しています。
最後リャナが意味深な独白をしていますが、あの話はあってもなくても”彼”にはあまり影響はなかったと思っています。多分。

私が文章を書く時は、会話のみの草案を書く→地の文を足して会話を補足→どんどん草案から話がずれていく、というパターンが多いんですが…。
この話は草案にちょっと地の文を足して完成させたという、珍しく楽な片付け方をしています。
こういう、前後の話とは関係がない独立した話は書いてて楽しいんですよね。

◇プラウズ家について
https://kakuyomu.jp/works/16817139556036362089/episodes/16817330649466192756

いわゆる毒家族的なイメージで書いています。
リーファの母マリアンは搾取子、伯母シルヴィアは愛玩子という感じです。
一人の人間として認められたいマリアンが、家族の反対を押し切って看護師の道に進んだのに、結局お金の無心しかしてもらえなかった…という背景があります。

なおマリアンも、家賃が払えず借家を追い出される程度にはお金にズボラでした。
墓地の小屋で寝泊りをしていたら、魂回収に来ていたエセルバートと出会い、色々言いくるめて城下入口近くの家へ転がり込んだ、という馴れ初めがあります。

プラウズ家は口がうまい人が多いんですが、リーファはそういう面ではあまり似なかったようです。
結果的に王の信用を勝ち取っているので、ある意味血筋のおかげなのかもしれませんが…。

ちなみに、伯母夫婦が今後登場する事はありません。

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