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「グリ魔」第十一章の小話 その4

第33話の推敲が難航しています。ここが一番の修羅場だからなあ。

◇グリムリーパーの生活
https://kakuyomu.jp/works/16817139556036362089/episodes/16817330648441309792
グリムリーパーは、見た目に応じた土地で魂回収の仕事をします。
現在人間型のみ登場していますが、オオカミ、ウサギなどの個体は森や山で活動します。
共通して「赤系の髪、体毛、瞳を有している」ので割と目立つのですが、周囲に溶けこめる特技なんかも持っています。

あとハドリーが言っていた「ラダマスの居城までの距離」は、実際に歩いてみた結果、という裏話があります。
それだけ暇をしていた時期があったみたいです。

◇ヘルムートの考え方
https://kakuyomu.jp/works/16817139556036362089/episodes/16817330648446918016
ヘルムートは、アランに対してとても強い想いを抱いています。
劣情というよりは、思春期の恋あるいは独占欲…そんな感情です。
アランから離れ難いし、でも心情を打ち明けて嫌われるのは耐えられない。
結果、アランの従者として側に居続ける…という立場に甘んじている状況です。

「アランには幸せになって欲しい」と思う反面、「アランが女に現を抜かすのは嫌」とも思っており、大変面倒臭い人物です。
第四章でヴェルナを快く思っていなかったり、第十章第3話などでリーファに釘を刺しているのは、嫉妬も絡んでいます。
第十一章第22話でヴェルナの見方が変わったのは、嫉妬する理由がなくなったからですね。

この感情は本人も知らない事情が絡んでいるんですが…本筋には関係ないので、事情を知っている人物からそれとなく匂わせる程度にしています。
まあ「弟大好きお兄ちゃん」と思うだけで十分な部分ではあります。まさに小話。

なお、奥さんの事はちゃんと愛しており、この気持ちも理解してもらっています。
某刑事の「うちのカミさん」並みに存在が疑わしい人ですが、ヘルムートの我が儘に付き合ってくれている出来た奥さん、という設定です。

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