横山秀夫さんの小説が好きで、いつも新刊が待ち遠しくてなりません。
『陰の季節』は横山秀夫さんに初めて触れた小説で、すごく感動して、それ以来どハマりしました。
派手なカーチェイスや犯人との大立ち回りなどは出てこないのに、漂う緊張感にページをめくる手が止まらず、最後には、時にハートウォーミングなラストが待っています。短編でここまで読者の心を鷲掴みにしてくる小説にはなかなか出会えるものではありません。
主人公たちも他の小説とは違っていて、警務課や監察課といった管理部門の警察職員が選ばれています。
『64』は小説を読んでからドラマを観ましたが、ピエール瀧さんがイメージにはまっていて、良かったです。
佐藤浩市さん主演の映画版もすごく楽しみです。