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柔らかく煮込む

先日、久しぶりに豚の角煮を作りました。
良さそうな豚バラのブロックが半額で売っていたので、それを3パック買ってきて。
まずは下茹でです。
食べやすい大きさに切った後、水から火を入れて、アクを出していきます。
米ぬかを入れるとか、大根おろしを入れると柔らかくなるとか、色々なレシピがありますが、僕は臭み消しの意味で軽くお酒を入れるだけにしています。
何よりも一番大切なのは、沸騰させないことです。
それさえ守れば、間違いなく上手に作れます。
沸騰間際のくつくつした状態で5分ほど煮たら、一旦お湯を捨てて、豚バラを水洗いします。
ここで表面についた汚れをキレイにします。
次に本茹でです。
昆布、生姜、ネギの青いところを入れて、じーっくり煮ていきます。
ここでも大切なのは一点だけ。絶対に沸騰させないことです。
そのために、水がお湯になる最初の10分ぐらいは鍋に張り付いておく必要がありますが、鍋が温まったら、あとはとろ火にして一時間ほど煮込みます。
最後に味を入れるためにもう一度だけ煮ますが、先ほどの煮汁は良いスープになるので別の鍋に取っておきます。
水、砂糖、醤油、生姜、ネギの青いところがベースで、中華にもっていきたかったらウェイバーを、和にもっていきたかったら顆粒のだしの素を入れますが、どっちにしようか毎回迷います(笑)
今回はウェイバー、八角、陳皮、花椒を入れて中華風にしました。
30分ほど煮てから、もう一手間だけ。
すぐに食べたい気持ちを抑えて、このまま冷めるまで放置します。
浸透圧の関係で、味が中にぐーっと入っていきます。
これで完成です。
食べる時は小鍋で温め直してからお皿に盛ります。
ぷるぷるとろとろの角煮は、止まらなくなる美味しさで、白ご飯とよく合います。
今も冷蔵庫の中に豚の角煮があると思うと、自然と顔がにやけてきます。

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