夕方、近所のイオンに行こうと思い、いつもの道を歩いていたら、向こうから親子連れがやってきました。
小学生ぐらいの男の子と若いお母さん。
男の子はスケートボードに乗って、お母さんに手を引いてもらいながら進んでいます。
「ちょっと、早いよー」
「ほら、前見て」
親子のどちらも楽しそうで、なんだか微笑ましくて。
イオンで買い物を終えた帰り道、小さな女の子が両手をお父さん、お母さんとつなぎながら、嬉しそうに飛び跳ねていました。
手をつなぐというのは、根源的な安らぎを与えてくれます。
つないだ手の感触、温もり。
羨ましさが募る中、無機的な買い物袋を手に提げて帰りました。