• 異世界ファンタジー

感謝、です

打ち明け話、と言うわけではないですけど、書きたいなと思うことが出来ましたので、この近況ノートと言うものに手を付けてみます。

と言うのも、どんなことを書いたらいいのかよく分からなかったんですよね……近況ノートって。

まあ文字通りであれば、作者である私の近況を書き記していくものなのでしょうが……正直そんなものはわざわざ晒すほど大したものじゃないので。

それでも項目として存在するのなら、埋めた方がいいんだろうなあ、うーんなどと、どうしたものか迷っていたのです。

でも、私が読ませていただいているとある方の近況ノートを拝見したところ、その方はそこで読者の皆さんへの感謝を伝えられていました。

私はその方の気持ちが、何だかすごく分かったような気がしたのです。

作品の応援をして頂けることが、ましてやコメントを頂けるということが、どれほど意欲を高めてくれるものなのかということを、身を以って体験したからです。

こんなにもやる気が出るなんて、と自分のちょろさに驚いたぐらいです。

先日、1月10日にこのカクヨムに、処女作である「職員室転移」を投稿しました。
もちろん、投稿するのも初めてのことです。

実のことを言うと、第一部は昨年の10月くらいには書き終えていました。

どこに投稿しようか、とあちこちの小説投稿サイトを巡っていたところ、カクヨムコンというものが開かれることを知って、ここカクヨムに決めたわけです。

不遜にもカクヨムコンに応募するつもりでいたのですが……結局何もしないまま三ヶ月近くが過ぎ、先述の1月10日になってしまっていました。

あまりの何もしなさすぎに、自分でも笑えてきます。

何故こんなことになってしまったのかと言えば、まあ多分ですが怖かったんだと思います。

一歩踏み出すのが。

いえ、踏み出すのが怖かったと言うよりは、誰にも見られないまま作品が埋もれてしまうかも知れないことに恐怖を感じていたんだと今は思っています。

元々ですね、公開するとか応募するとかということはあまり気にしていなくて、物語を綴ることそれ自体が楽しくて、いつの間にか書き上げていたという感じでした。

例えが適切かどうか分かりませんが、何と言うか、マインクラフトをソロで遊んでいるような気分と言いますか、建物とか街並みとか作るのに夢中になっていたような状態だったんですね。

でも、いざ作り上げてみて、急に誰かに見せたい、感想を聞いてみたいって欲が湧いてきてしまったのです。

欲が出たのはいいとしても、読んでもらえないのは嫌だから、それからもうあれこれ色々と調べたわけです。

「カクヨム 投稿 すべきこと」「カクヨム PV」「カクヨム 投稿タイミング」などなどの検索ワードで。

でも、そんな小手先のあがきは、分単位で流れて来る他の作家さんたちの膨大な熱量にあっという間に押し流されてしまいましたが。

今となっては、読者選考期間の五分の三以上が過ぎてからの応募なので、コンテストの選考通過などは半ば諦めています。

それでも、読んでくださる方が一人でもいらっしゃるのなら、その方のために是が非でも最後まで書ききろうという気持ちになることができました。

……というわけで、拙作に応援や★、フォローやコメントを下さった皆様、本当にありがとうございます。

今後も皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ろうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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