17章終了しました!

マジックストーリー第17章『時を超えて』が終了しました。

2年生編の夏休みの話を全て一つにまとめたのですが、話数を数えてみたら20話にもなってて、びっくりしてます(;´∀`)

しかも17章開始時は7月だったのに、いつの間にか年末に…。

私生活が忙しかったり、疲れて執筆が全くできない日もあったりしたせいもあると思いますが、ちょっと時間かかり過ぎちゃったなぁ…と反省しております。

さて、17章いかがだったでしょうか?

今回の章タイトル『時を超えて』は、亜梨明と爽太の話、海生と曾祖母の話、空上親子と伊田幸乃の話、三つの物語の流れから選びました。

中でもやっぱり一番公開できる日を待ち望んでいたのは、亜梨明と爽太の再会、そしてようやく二人が昔出会っていたことを知るエピソードです。

特に爽太にとっては、「ピアノの女の子」の存在はとても特別で、もう一度会いたいと強く願っていた分、それが亜梨明だったと知った時の感動は大きかったと思います。

亜梨明にとっても、初めて作った曲を披露し、その後彼女が作曲活動を続けるきっかけをくれた爽太は、今の彼女を構成する上で無くてはならない存在だったでしょう。

亜梨明と爽太のシーン以外では、爽太と真琴が二人で話をする場面もお気に入りです!


229話~230話の『竹林の家』は、現実世界をメインにしたマジストで初めて不思議体験を取り入れました。

これは途中で思いついたものではなく、本編開始する前から書いていたもので、悩めるひ孫を天国から見ていたひいおばあちゃんが、そっと助言を残していく柔らかいお話が読みたいと思って作りました。

231話~232話『女の子の秘密』は、初めて方言キャラを出せて、これも楽しかったですね!みもりのフルネーム、『鷲崎みもり』という名前は、小学生の頃に彼女の元となるキャラの名前が「フォレスト・イーグル」という名前だったので、それを日本名っぽくしようとしてこうなりました(厨二感満載過ぎて恥)

関西在住なのですが(私自身は関東出身で関西弁あまり喋れない)、チャキチャキした喋り方はリア友をイメージしながら執筆してました。

緑依風の父方の親族との話は、今後も少しずつ触れていきたいです。

そしてトリを飾ったのは、マジストの元気印、星華と彼女の母すみれの物語でした。

実はずいぶん前にこの話の伏線を置いていまして、35話で亜梨明との会話の中にそれを混ぜてました。

将来なりたいものについて、爽太と被るために変えようと思ったこともありますが、芸術系の職業に就く両親から別の道を目指す爽太と(父は小さな建築デザイン会社社長で母はフリーのイラストレーター)、母と同じ系統の道を選ぼうとする星華とで、きっかけを分けてるつもりです(;'∀')

星華の話を思いついたのは、ドキュメンタリー番組で子育てをしながら医者を続ける人を観た時。

そして、その後いろいろ物語を考えてる時に目にしたのが、救急車を呼んでもたらい回しにされて亡くなる患者のニュースでした。

亜梨明達の病気と違い、幸乃の兄の病名は実在するものをはっきりと扱うため、これも途中でぼかそうかと悩みましたが、そのまま使うことにしました。

私も実は喘息持ちでして、小学校1~2年の頃はあまり学校に通えず、外遊びもできずに教室に一人な日々が多かったです。

次第に丈夫になってきて、小学校のバレーボールクラブに入ったりしましたが、中学の本格的な部活動は控えるように主治医に言われ、たまーに遊びでする程度になりました。

中学生の時、重症化して入院。
でもその経験が、病院での過ごし方を知ることになり、しんどかったけど小説を書く上でリアルな体験はやはりドラマや本よりも役立つなぁと、今は思えますね!

『たらい回し(この表現もあんまり良くないかな…)』の経験もありまして、大学生の時に階段から落ちてしまい、家族が救急車を呼んでくれましたがなかなか受け入れてもらえぬまま1時間以上経過…。

隣の県との境にある遠い病院にやっと決まって処置を受けましたが、腰の骨を折る大怪我だったので、本当に痛くて大変でした…(;´∀`)

次回、18章からは二学期が始まります。
二年生の二学期ということは、物語全体の半分に到達することになります。

うーん…寂しい気持ちが芽生えて来たぞ…(気が早い)

18章の主役は緑依風と風麻!
そして、新キャラも登場します!!

…ただ、次章でものすごく心配なのが、なかなかに際どい場面がありまして、マジックストーリーに年齢制限(カクヨムではありませんでしたが、別の小説サイトではR15制限つけてます)を付けた最大の要因です。

もちろん、ハッキリとした描写は無いのですが、読者さんが不快にならぬよう注意しながら進めていきたいと思います(汗)

18章は来年からのスタートになります。
今年もマジックストーリーをお読みいただきありがとうございました。

最後にですが、Twitterに投稿していたマジストのイラストを自サイトにてまとめてありますので、もしよかったら覗いてみてください♪

決して絵が上手いわけではないので、その辺は悪しからず。
あと、すでに読みながらキャラクターのイメージが固まっておられる方もいらっしゃると思うので、そういったものを崩したくない場合は、見ないことをお勧めします。(ふざけたネタもあるので…)


それでは、次回からもどうぞよろしくお願いします。
自サイト→(https://natsuho0715.tumblr.com/

4件のコメント

  • 17章お疲れ様でした~!

    マジスト、年末のお供にこっそりまた読み進ませていただいております!
    あんなに小さかったみんながもう中学生活も折り返し…と思うと、読者としても寂しいやらみんなの成長が嬉しいやら……。18章は私の最推し(箱推しではあるのですが!)、緑依風ちゃんと風麻くんの回ということで、そこまで辿り着くのが楽しみです!

    年末の更新ありがとうございました&お疲れ様でした!
    今年も残りわずかですが、良い年末、そして良い新年をお過ごしください~!
  • 福山さん

    な、なんと~!!
    コメントありがとうございます~!!

    まさかこちらにコメント書いていただけるとは思ってなくて、朝目覚めて嬉しいびっくりでした~(*^▽^*)

    マジスト読み進めてくださってるのですね~!!嬉しいです~!!
    そうなんですよ、もう中学校生活も折り返しに入っちゃいましたー!!

    連載開始時は小学校卒業したてだったのに…あともう少ししたら受験生になっちゃいます(笑)

    いつも緑依風と風麻を推してくださりありがとうございます!!(*ノωノ)
    18章はいよいよ二人の関係が大きく動く重要回がありまして、気を引き締めて進めていきたいと思います!

    こちらこそ、たくさんお世話になりました。
    福山さんの作品の続きも楽しみにお待ちしております!!

    良いお年をお迎えください~♪
  • 17章執筆お疲れ様です。
    本章はまさに「時を超えて」巻き起こる様々なエピソードばかりでした。どれも素敵な話ばかりでしたが、一番感動して泣けてきたのは爽太と真琴の会話シーンですね。緑依風の回も次章でどう進展するのか楽しみです。そして何より本章の(個人的な)MVPは星華ですね。もう唯々純粋でお母さん想いな優しい娘だなあと思いました。
    もうマジストも半分まで来てしまいましたか。終わりみえてきて寂しい気持ちとここまで読んできて嬉しい気持ちが両方です。
    来年度もマジストを楽しみにしています。
    よい新年をお過ごしください。
  • @C766188さん

    コメントありがとうございます!
    「時を超えて」様々な出来事があった2年生の夏休み編!
    爽太と真琴のシーンは、彼らの会話する場景をしっかり頭の中でイメージしながら丁寧に書こうと心掛けていたので、そう言っていただけて嬉しいです。

    マジストのジャンルとしては、『学園青春ラブストーリー』が一番の主軸となっておりますが、思春期の子供達にとって両親や家族との関りは、友情、恋愛と同じくらい欠かせないものだと思っておりまして、空上親子の物語を掘り下げることができて書いていて楽しかったです。

    そうなんです…。ついに全体の半分まで来てしまいました…。
    話数を見るととんでもない数字になっておりますが、@C766188さんがずっと読み続けてくださるのは本当に嬉しくて、応援やコメントをいただけるたびにとても感動しております。

    昨年もマジックストーリーをお読みいただきありがとうございました!
    本年もどうかよろしくお願いします。
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