ジャンプ小説新人賞にエントリーしたためです。
とても辛い決断でした。
「ある少女のブログ」はいじめ撲滅を実現したいわたしにとって象徴的な小説であるからです。
また、30,000文字というコンパクトさの中に、これだけの情報量を集約し、ストーリーや描写のわかりやすさの面でも、いじめを扱った作品でありながら極めて冷静に客観的にいじめの内容そのものを表現した点からも、小説としての完璧さを具現していたと思うからです。
ですがだからこそカクヨムさんの中に埋もれさせておくわけにはいかないと判断しました。
ジャンプ小説新人賞は受賞した場合コミカライズされます。
この小説に登場する3人の主要キャラたち、アルジョ、ミタ、ノネちゃんたちが実際に顔を持ちフォルムを持ち、より多くの、できうればいじめに遭っている子たちを慰め、またいじめをしている子たちにはいじめをやめるように作用することができるのであれば本望と考え、この決断をしたことを皆様に報告いたします。