ツイッターのタグで、「#読書週間だからRTといいねの数だけ好きなカクヨム作品を紹介しよう」というのがあって、今までのカクヨム人生を振り返って、11月中旬からちらちらと紹介してきました。最終的に「33」作品。一人一作品にしたので、実はまだまだいっぱいあります。そして、これからもきっとふえていく。
よかったら見てみて下さいね。(紹介した順番は気まぐれです)
https://twitter.com/mutsuki_natsumi/status/930239918705487873 すきと一口に言っても、いろんなすきになり方があります。私がすきになる作品を自分なりに分析してみると、「選択している言葉とその絡み具合・響きがいいな」或いは、「広がり行く世界が感じられて委ねたくなる」がポイントになってる気がしています。
こういうことを書くと偉そうですが、完成されてて上手で世界が出来上がっている作品より、ちょっと引っかかる箇所があって、また読みたい、追求したいと思わせる作品がすきです。あとは香りが漂ってきそうだとか、目を瞑ったら色彩(モノクロもあり)を持つシーンが浮かぶとか、個性を感じる部分です。
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糸乃 空さま。『花潜む雪』にレビューありがとうございます。
「繊細でひっそりとした美しさが、ひとひらの淡雪のように――。 」
雪という主人公の名前を決めたあと、雪が舞い散るシーンと桜が雪のように降るシーンが同時に浮かんで、その二つに繋がるものを書いてみました。
眠りに落ちていく時、朝まだ寝惚けている時、夢を見たり見させられたりしている自分。ちょうどその境目がふわふわしていて面白いなと思っています。
プロローグ(エピローグ)を作るのに時間がかかってしまって、でもやっと少しだけ自分が書きたいものに近づいた。そんな気がしています。
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『スプーンに時雨』は、現在36話。あと4話で第4章が終わり、最終章に移っていきます。この章では、3人の女を花のイメージで描いてみました。
艶やかな小夜子は赤い薔薇、ちんまり主人公結花は白いデルフィニウム(青が代表的ですが、白の可憐さがすき)、そして、時雨菜月は青の矢車菊、なんてことを思いながら書いています。
今日、3333pvを記録しました。読んで下さっている方、ほんとうにありがとうございます。ほんのちょこっとでもいいので、感想を下さると嬉しいです。瞑想、そして迷走している作者なものですから。笑
忙しい12月ですが、みなさまお体に気をつけて下さいね。
ムツキより愛をこめて。