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『花潜む雪』について


いつだっただろう。これが私の処女作になります。
今回ここに載せるにあたり、めっちゃ改稿していますけどね。
プロローグ(エピローグ)は、今の私が書いてます。

失恋して、何かに夢中になって気を紛らわせたかった。
いつもの日記でもよかったのだけど、言葉に直接じゃないことを。

私が書くものは、せつない、届かない、叶わない、ものばかりでした。
そんな頃の思いをなつかしく思いつつ
今、楽しい物語を書けるようになったこと、嬉しく思っています。
はちゃめちゃなラブコメ書いていると
こういう私もいますって、置きたくなってしまった。



夢の話がすきで、夏目漱石の「夢十夜」が殊にすきなのです。
そして、ヴァンダースの映画「夢の涯てまでも」にも心奪われて。
夢に囚われるってどんな感じだろうと、当時、図書館に通って
夢についての文献や随筆なんかを、読み漁っていました。

最初は『浸界』というタイトルでした。
それだとちとホラーチックかな、と今回改題してみました。

でもね、夢落ちって、正直禁じ手でしょう? 
夢でしたって書けば、何でも許されちゃうみたいな。
夢だから幻想的にいくらでもできちゃうのも、難しいところ。

プロローグ+ 雪の章が6話、行平の章が4話の予定の
20000字位の短編です。今夜も21:09更新。よろしくお願いします。

2件のコメント

  • こんばんは。
    『花潜む雪』最新話まで読んできました(*^_^*)
    夏目漱石の『夢十夜』、私も好きです!
    どれも独特で不思議な夢が多くて。
    私も変な夢をたまに見るので、『夢十夜』がますます気になって(笑)

    ……と思ったもので、つい立ち寄ってしまいました。
    『花潜む雪』、楽しませていただいてます。
    続きを楽しみにしております(^_^)/
  • > かがみさん。

    読んで下さってありがとうございます。嬉しいです。
    ギリギリまで改稿を加えて、なんとか今の自分にできる上限を
    書いていきたいとあがいております。笑

    『夢十夜』は、他の夏目作品が難しいと思う世代にも、気軽に読んで
    やっぱり漱石先生は只者じゃないって思ってもらえる気がします。
    そっかぁ。かがみんは変な夢を見る人なんだぁ。くふ。
    夢の世界ってほんと不思議です。まだまだ追求してみたいなぁ。

    あと2話で完結なので、おつき合い頂ければ幸いです。
    途中なのに☆下さってありがとうございます。(^▽^)/
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