葉月先生の恋、春の第11話「甘い理科室」を 書きました。
甘い匂いがしてきて、なつかしいような気分になって
いつもならしない会話を 葉月先生と蒼がしています。くすくす。
「葉月先生、キスってどんな味?」
先生は私をじっと見つめた後
真面目な顔をして 黒板に化学式を書きつけた。
その式、実際には書いてないのですが、相棒の如月君によると……
C12H22O11 + 12O2 → 12CO2 + 11H2O
なんですって。理系の人にはわかるのかな。二酸化炭素と水?
甘い砂糖が苦くなる燃焼式だそうです。やっぱりそれは恋?
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*坂神慶蔵さま。
「演劇青年シンジケートの野望」にレビュありがとうございます。
登場人物のキャラ造形、心地良いテンポ、お芝居の要素、
さらにそこへほんのり「現実の恋愛と虚構の死の対比」という
演出を織り交ぜ、大変充実した短編になっています。
すっごくすっごく嬉しかったです。勢いで書いてしまったので
どうかなぁって思っていて、でも、楽しかったのです。
坂神さんだったら、もっと違う展開に変化していきそうだなぁ。
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短編コンテストが文字数(4000~6000字)でOKに仕様変更されたので
シンジケートは、空白行をふやしてみました。
レインドロップは、もともと8000字超だったので
元原稿を探しつつ(泣)折角なので改稿してみようと 画策しています。
読んで下さった方、ありがとうございます。
♡