「玻璃の音*書房」は、冬のものがたりなのに
真夏に書いたのが最後という 季節に寄り添えなかった拙作です。笑
カクヨム創世記からいるおかげで、詩・童話・その他部門で
累計ランキング16位辺りに 置いてもらっています。
今度は、季節と一緒に書きたいなっ!
春=4月スタートをめざして、これから準備していきます。
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「玻璃の音*書房」に 関川 二尋さんから すてきなレビュ
いただきました。ありがとうございます。
詩のような物語のようなと言って頂きました。嬉しい。
この作品に関しては、もう降りてくるのを待っているだけで。
お気に入りの本を眺めながら、ぼんやり過ごす窓辺に
ふとやってきた小鳥さんが落としてくれるのを待ってるような
そんな気持ちで、あわてず、急がず、創っています。
ここでは、私はとにかく書いたものを 削って削って
もう削り節を大量に、おみおつけが山ほどできるくらい削って
書いています。もう、文字数がふえないったら。笑
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二尋さんの モノカキ告解室「スランプ」に
自分が書いたコメントから、色々考えております。
わたくしの場合、スランプなどと言えないくらい
しょっちゅう筆が止まっていて、しかも書いている時も
悠久の時の流れに身を任せ……、いや、単にカメなのですが。
もともと、小説の体裁としてまとめることが苦手なのです。
欠片のような言葉の断片を集めて、散らばせて。
そんな風に、ただ戯れて遊んでいられたらよかったから。
物語を作るのも、そんなものをビーズのようにつなげていって
あら、いつのまにか、形っぽくなってきた? みたいな。
ただただ1シーンに注ぎ込む。そんな積み重ね。
少し前に相棒に
「君は目の前30センチくらいの世界しか見てないね」と言われ
なんてうまいことを言うんだ! 私のキャッチフレーズのようだ。
……と思って、ほんとに的確に秘孔を突かれた気分でした。
確かにそうだなぁ。自己的、利己的、囲い込み。
近視のせいなんだ、きっと。
でも、俯瞰してみようとしても、これまた止まる。
はぁ、そろそろ動き出してくれないと困るんだよ? ねえ、君。