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六月の本棚 第5話続き 困惑

こんなはずでは なかった。
一話目の話が ここの核になって
ゆったりと 好きな本について 語るだけの
一人よがりの場所。のはずだった。

二話目と 四話目は 花を想う 間章。
これは、漠然と 地味で 自分らしいと想う。
ここに来て 花が欠かせないことに 気付いた。

問題は 三話目だ。 檸檬を書くことで
狂いはじめた 走り始めた 熱情。
自分だけではなく、人と関わりはじめて
歯車が はずれていく感覚。
でも、ずっと 書いてみたかったのだ、きっと。

そして、五話目。もはや読む人が
限定され過ぎる よくわからない罪を抱えた
何をしでかすか 心配な人に 成り下がる。

もし つづけられるのなら、
やおら 立ち上がり
きっと 行ったり来たりを 繰り返して
もはや 何だか 訳のわからない
手のつけられないものに なってしまう予感。



愛するが故に、時に嫉妬という感情が 沸き起こる。
それは、若い時 特有のものだよなんて
この前、冬の王女さまに 余裕ぶって言ったばかりなのに。

どんなに 否定されても 似ている、と勝手に想う。
君のせいだ。 久方ぶりに 嫉妬してしまった。

ここで 書いていきたいと 誓ったはずなのに
どこかに 逃げてしまいたいという
相反した 感情の扱いに 困惑している。
本棚と 名乗っておきながら、
なかなか1冊が 置ききれない 自分に苛立つ。

今日の 迷いばかりの でも 心をこめた
「航空灯の甘い煙草」を 読んで下さった方
ありがとうございます。 明日もいい日になりますよう!

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