夜中の近況ノート更新、大変失礼致します。
実家に帰省した際、美味しいお肉ですき焼きを作ってもらったところ、どうも脂に弱くなっているようで胃腸が死んでおりました……。
やっと風邪治ったと思って風邪薬を飲まなくて済むと思ったら、今度は胃薬を飲むハメになるとは。年々脂に弱くなっているなぁと思う今日この頃。良いお肉はもう一切れで十分……。
胃に入れるものを最低限にして休めていたら8割方復活しましたので、急ぎお礼ノートを記させていただきます。
☆六散人さま
https://kakuyomu.jp/users/ROKUSANJIN「あなた方は見ず知らずの他人の会話に聞き耳を立てていませんか?」
……えぇ、もうめっちゃ立ててます(笑)。
むしろ、私のそういう習慣というか悪癖みたいなものからスタートしたような話です。
この物語の3話で『僕』が男女の会話に耳を澄ませるくだりがあるのですが、これに近いものを過去に聞いた経験がありまして。私が実際に耳にしたのはもっと初々しくて、隣で聞いてて「はわわわー!」となるようなめちゃくちゃ可愛い感じだったのですが、隣のふたりがどういう話を展開していくのか気になり過ぎるあまり、店員さん呼び止めて追加注文したぐらいでした。
女性のグループ客なんかは聞いていると明確に「あー、マウント取りに行ってんなー」というのが分かったりして、なかなか興味深い。
昔、職場の上司から「人間観察したいなら大阪環状線にずっと乗って、周りの人間を見ろ」ということを言われたのですが、スマホの普及に伴って車両内では皆スマホを開いてるんですよね。
「ここで誰か不審物持ち込んだり、ナイフを手に乗り込んできたり、ライターで火を付けようとしても、スマホのせいで気付くの遅れて逃げられなくなりそうだな」と思うようになってからは、車両内で画面をあまり見ないようにしています。
(ん? 何か話が逸れました……)
あらゆるものが情報として価値を持って売買されてしまう世の中だけに、人々の声を収集する「聞き耳」というのを仕事にしている人がいそうだな(もしくは既にあるのかも)ということで書いて参りましたが、いやほんと、自分の隣のテーブルがそういう人たちだったらと思ったらなかなかな世界ですよね。
自分にとってはただただ垂れ流している会話が、別の誰かにとってはとんでもない価値を持っているかもしれませんし、あるいは悪用されることだってあり得るかも……。
秘密の話は声に出さずにすることをお勧めします。
六散人さまの作品のひとつに『鏡堂達哉怪異事件簿ー五帝の佐の章』というお話がありまして。
怪異絡みの事件を刑事さんたちが解いていくというストーリーなのですが、学生時代に宗教社会学を専攻していた私には大変興味深いモチーフが使われております。
登場人物も個性豊かで、読み進めるにつれて「あれ、この人、モブだと思ってたら結構出て来るなぁ」という人物もいて、お気に入りのキャラの視点から読むとまた違った印象になるのも面白いなぁと……!
改めまして六散人さま、レビューコメントをお寄せくださり、ありがとうございました!