3連休、前半は低気圧の影響でなかなかの荒れ模様でしたが、皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか。
様々なスケジュール感で一日一日が過ぎていく中、ありがたくも『午後6時のプディング』にレビューコメントを頂戴しました。
近況ノートの場にて、お礼を述べさせてくださいませ。
このお話はプリンを挟みながら不惑を過ぎた男女のやりとりを書いたもので、これを書いた当時、私はまだ30代だったかなぁと記憶しています(あ、年齢がバレる笑)。
自分の実年齢よりも上のキャラクターを描くのは、まだ経験していない人生の先を想像するようなものでなかなか難しいなぁと感じたように思います。
それぞれの年齢、それぞれの年代、それぞれの性別、それぞれの環境で、「どうして自分は息をしているのだろう」とわからなくなる瞬間というのがあって、その理由は自分にしかわからないのに、誰かに理解してもらいたいと委ねてしまいたくなる時があるのですが、それは果たして『弱い』からそうなるのだろうかと私の中で疑問がありまして。
『強さ』と『弱さ』というのはどちらも根っこは同じで、右に振れるか左に振れるかの違いだけではないかという気がしています。
皆、それがどちらにも振り切れないよううまく感情に手綱を付けてコントロールしてやり過ごしているけれど、どうにもその手綱が利かなくなった時にどうするかというのが難しいところなんじゃないかと。
主人公の『私』も安永さんも、今回は振り切れないよう収めましたが、二度目にそれが起きた時に同じように出来るかはわからないなぁなんて思ったり……。
「いい年をした大人なんだから」という言葉ほど無意味なものはなく、「いい年をした大人だから全部の責任は自分で背負って選択した結果がコレなんだよ、外野がごちゃごちゃ文句を言うな」と言われそうなので、大人のすることにあーだこーだ言わないようにしているため、リアルの世界で『私』のような人がいたら多分私は止めもしなければ勧めもしないんだろうなぁ。
(なので、私は基本的に他人から相談されたりした時に毎回うまいアドバイスというのが出来なくて、申し訳ない限り……)
ちなみに、頂戴したレビューコメントに「自分ならどうするだろう? 貴方ならどうする?」との問いかけをいただいておりますが、私に限らず女というのは本当に口外してはいけないものについては死んでも口を割らない生き物ですので、そこは口元に「×」印を付けさせていただこうかなと(笑)。
色々と感じ取っていただいた上でのレビューコメント、本当にありがとうございました!