私の物語を読んでくださるみなさま、いつも本当にありがとうございます。
名ばかりの立秋をすぎました。私のすむ町では思いだしたように暑さが戻ってきて、じっとりとした熱気が、日没後もそこかしこにぶあつく張りついたままで、ねぐるしい夜が続いています。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
今日はみなさまがたにお知らせがございます。執筆を進めておりました『瑠璃琥珀堂綺譚』の第六十二話ですが、お見せできる状態まで仕上がらなかったため、予定していた八月二十七日の投稿を、翌週の九月三日に延期させていただきたく存じます。
ご期待にそうことができず大変申し訳ございません。よりよい物語をお届けできるよう鋭意励んでまいりますので、次回の投稿をお待ちいただけるようでしたら幸甚です。
残暑きびしきおり、くれぐれもご自愛くださいませ。